里山に咲く花の紹介です。
6月末頃から7月に咲くオニユリです。
里山には多くない花です。
【ネット情報:コピペ】
オニユリ(鬼百合)とは、ユリ科ユリ属の植物。
グアム東部、中国、朝鮮半島、日本に自生する。日本では北海道から九州の平地から低山で普通に見られ、一説には中国からの渡来種と言われている。
一般的にオニユリは三倍体*1であるが、朝鮮半島や済州島そして対馬には二倍体*2が分布している。対馬のオニユリの75%が二倍体である。
草丈は1~2m程となる大型のユリ。葉は互生し、小さめの披針形で先端はゆるく尖る。茎は紫褐色で細かい斑点がある。
花季は7月から8月で、花弁はオレンジ色、濃褐色で暗紫色の斑点を生じる。
花弁は強く反り返る。種子は作らないが、葉の付け根に暗紫色のムカゴを作る。鱗茎はヤマユリと同様、ユリ根として食用となる。
*1:細胞内に同一の染色体を3個ずつ持つ。有性生殖は出来ない。
植物の場合は種が出来ない。(種無しスイカなどに応用)
*2:細胞内に同一の染色体を2個ずつ持つ。人を含む有性生殖の動物では一般的。
生殖に際しては減数分裂で精子や卵子を造り、受精で二倍体になる。
山歩きではオレンジ色の花が目立ちます。
日当たりの良い斜面に生えていますが数は少ない。
種が出来ない仕組みなど全く知らなかった。