里山に咲く花の紹介です。

今の時期、野山や水辺に咲き誇る外来種のオオキンケイギクです。

 

 

 

 

花の数がとても多い。

 

 

 

 

花弁の先端は細かく分かれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ネット情報:コピペ】

オオキンケイギク(大金鶏菊)は、キク科の植物の一種で、黄色い花を咲かせる。

北アメリカ原産の宿根草で、日本ではドライフラワーに利用されていたが、外来種として野外に定着して問題となり、現在は栽培が禁止されている。
 日本、台湾、オーストラリア、ニュージーランド、サウジアラビア、南アメリカなどに移入分布する。
 キバナコスモスによく似ているが、葉の形が異なる(本種は狭倒披針形であるが、キバナコスモスは羽状深裂に似た形)。また、キバナコスモスのほうが花の色が濃い。葉の両面に粗い毛が生えていると多くの文献に記述されているが、毛の生えていないケナシオオキンケイギクという種もある。
 高さは0.3~0.7m程度。花期は5 - 7月頃で、頭状花、虫媒花。黄色の舌状花の先は4-5裂する。痩果をつける。
道端や河原、土手などに生育する。種子生産量は1平方メートルあたり3000-5000粒といわれている。
 日本には1880年代に鑑賞目的で導入された。繁殖力が強く、荒地でも生育できるため、緑化などに利用されてきた。河川敷や道端の一面を美しい黄色の花々で彩る本種は、緑化植物としても観賞植物としても非常に好まれた。しかし、カワラナデシコなどの在来種に悪影響を与える恐れが指摘され、2006年に外来生物法に基づき特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止された。

また、日本生態学会により日本の侵略的外来種ワースト100に選定された。河原植生への本種の侵入がよく注目されるが、低木林や高木林など自然度の高い環境にも侵入・定着が可能だといわれており、河川植生の遷移が進行し森林化しても本種は残存し続けるものと考えられる。
 特定外来生物の指定を受けてからは駆除が行われている例もある。本種に限ったことではないが、緑化などの目的で野外に外来種を植えることは自然環境保全上あまり好ましいことではない。

 

 

 

 

 

日本では80年代に持て囃され、今は情勢が変り特定外来生物として駆除の対象となっています。

植物に限らず、輸入を促進した後に、情勢の変化により駆除される生物はとても多い。