里山に咲く花の紹介です。

登山道の脇や林縁部に沢山自生しているアオキです。

とても地味ですが今の時期は花が満開です。

アオキは雌雄異株なので少し違う花が咲いています。

 

 

 

 

雄株の満開の雄花です。

 

 

 

 

 

 

 

 

花が小さいので近付かないと良く見えません。

 

 

 

 

赤い4枚の花びらと4つの黄色い雄蕊(おしべ:花粉)が見えます。

 

 

 

雄花はとても数が多い。

 

 

 

 

 

 

 

雌花は数が少なく小さい。

 

 

 

 

同じ様な赤い花です。

 

 

 

中央には雌蕊(めしべ)があり黄色いめしべ(花粉)はありません。

 

 

”野鳥と木の実ハンドブック”によるとアオキの実はヒヨドリやムクドリが食べるら  し。人間が食べても味は無いらしい。

 

 

【ネット情報:コピペ】

アオキ(青木)は、ガリア科またはアオキ科アオキ属の常緑低木。青々とした葉と赤い果実が特徴で、山地の林内に自生するほか、庭木にも使われる。
 和名アオキの由来は、四季を通じて常緑で、葉のほか枝も常に緑色(青い)であることから名付けられている。

別名で、アオキバ、ヒロハノアオキ、ヤマタケとも呼ばれる。
葉の形と色から名付けられたという説がある[6]。
 日本原産。日本の東北地方の宮城県以西、関東地方以西の本州・四国・九州や沖縄、朝鮮半島に分布する。

山地にふつうに生える。日の差し込む低山のスギ林や照葉樹林内に自生し、雑木林などでもよく見られ、日陰でもよく育つ。

 花期は春(3 - 5月)。雌雄異株で、花房が大きいものが雄株、小さいものが雌株である。花は褐色を帯びた紫色で、枝先の円錐花序に穂のように小花を多数つける。

雄花の花序は長さ8 - 20 cm、雌花の花序は長さ2 - 5 cmほどで、赤褐色の4弁花が咲く。子房下位、単性花。雄花は淡黄色の葯をもつ4個の雄蕊があり、雌花は緑色の花柱が1個ある。
 秋になると、雌株に楕円形の小指大ほどの果実が赤く熟し、12月 - 翌年5月ころまでついている。果実は核果で、大きさ15 - 20ミリメートル (mm) ほどの卵形楕円形で、核(種子)を1個含み、赤色が映えてよく目立つ。

熟した果実はヒヨドリがよく食べるが、種子が未熟なうちは果実の色は青く、えぐみや苦味を保持して、ヒヨドリなどの小鳥に食べられないようにしている。 アオキの果実は、大きな種子のまわりに薄い果肉がついているだけで、小鳥たちにとって摂食優先度は低く、食べ物がなくなった3月ごろなってから赤く熟した果実が食べられるようになる。

 

 

日本人が桜に浮かれている時期、山域でひっそり地味に咲いています。