里山の生り物の紹介です。
本日は山野草の生り物でトチバニンジンです。
植物はド素人ですので、最近になって判った生り物です。
数年前の夏に赤い実が綺麗だったので撮った写真です。
表登山道の崖に実が出来ていた。 長らく何の実か判らなかった。
”野鳥と木の実ハンドブック”には記載されていません。
”四季の山野草:(株)緒方出版”に記載されていた。
別名は竹節人参と言い、朝鮮人参と似たような効果があるらしい。
名前が判るとネット情報が読めます。
【ネット情報:コピペ】
日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の林内にやや稀に自生する。
生育環境は、半日陰で腐植に富む膨軟土を好む。
オタネニンジン(いわゆる高麗人参)とは異なり、寒性*1)である。
根茎は、竹節人参(ちくせつにんじん)または竹節三七(ちくせつさんしち)
とよばれる生薬で、解熱、去痰、咳、吐血、打撲、健胃薬として利用される。
秋に地上部分が枯れてから根茎を掘り上げ、細根を取り除いてから湯通し後に、
天日で乾燥させたものが使われる。
新陳代謝機能は高麗人参より劣るが、解熱や去痰作用は優る。
体を温める作用*2)があり、痰が多く寒いときに出る咳によいとされる。
【*1、*2】
漢方薬の効能を体温への影響で分類したもの(五性)
〇涼性・寒性
体の熱を冷ます性質を持つ。
夏が旬、または南国の食材が多い。
〇温性・熱性
体を内側から温める性質を持つ。
冬が旬、または北国の食材が多い。
〇平性
涼・寒性、温・熱性のいずれでもないもの。
ネット情報をよく読むとトチバニンジンは寒性か温性かどちらか判りません。
しかし根を干した漢方薬(竹節人参)は高値で取引されていました。