最近の読書ですが、ブログの字数制限でタイトルに
2024が記入出来なかった。
正確には読書ではなく、最近外出しない時に眺めている3冊の本です。
山行きで野鳥を見掛けると木の実を食べている事が多い。
何の実を食べているか興味を持ち調べる内に自分が
植物の事を全く知らない事に気付きました。
文中は敬称略としました。
2021.1.31 増補改訂版 第1刷発行となっております。
2021年3月に近所の本屋さんに取寄せて貰いました。
著者の叶内拓哉(かのうちたくや)は1946生れ
野鳥写真家として多くの著書があります。
この本には約90種の野鳥が食べる木の実が解説されています。
面白いのは著者も実際に木の実を食べてみて、その味が記されている事です。
ヒトと野鳥は味覚が全く異なる様で、また有害性も異なります。
(人に有害でも野鳥には無害の実が多い。)
山野鳥が好む木の実は①柿の実②椋の実③ナンキンハゼ④カラスザンショウ
⑤ミズキの様です。
①④⑤は皿倉山にも多い。
③は河原や草原に多い。
私の本は2014.9.9 第1刷発行となっております。
総監修の林弥栄(はやしやさか)(1911~1991)は
元東農大教授で多くの樹木図鑑を手掛けております。
この本は皿倉山のビジターセンターの書棚に並んでいて
時々見ていました。
本屋に問い合わせると既に絶版で、アマゾンで定価以上で
入手しました。
樹木には似て非なる物が多いですがこの本を見ると
簡単に見わける事が出来ます。
表紙にある通り474種の見分け方が解説されています。
樹木の識別にはとても便利ですが木の実の写真は少ない。
1999.3.10発行 監修・写真は平野隆久です。
鳥の先輩から譲って貰いました。
平野隆久は1946年生れで植物図鑑などの分野で活躍しています。
この本は春夏秋冬別に山野と市街地別に見掛ける事が多い
樹木、約400種を解説しています。
木に咲く花や木の実の写真も多い。
今まで山行きでは鳥ばかり探していましたが木を知る事で
それに来る野鳥の種類や動きが少し判る様になりました。
野鳥の世界は奥が深いけど、樹木の世界はもっと多様で奥が深い。