里山の生り物の紹介です。

本日は未だ不明点が多いけど山で良く見掛ける小さな実を

一応ハンノキにしました。

 

 

 

12月になると小さな松ぼっくりの様な実(果穂)が残ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

林道沿いに何個所かに実が付いた木があります。

マヒワが群がっているのを見た事があります。

 

 

 

 

実(少し古い果穂)を拾って寸法を測ってみるとこの状態では

3cmくらいありました。

 

”野鳥と木の実ハンドブック”にはマヒワ、ホオジロ類、アトリ類が来ると

なってました。

しかしこの本には実の大きさなどは書いて無かった。

マヒワと榛の木は良く知られた組み合わせです。

 

 

 

実は近郊の里山にはハンノキにとても良く似た他の木も多くあります。

 

ハンノキ:カバノキ科ハンノキ属ハンノキ 樹高4~30m

     ネットを見ると実の長さは15~20mmとなっていました。

 

ヤシャブシ:カバノキ科ハンノキ属ヤシャブシ 樹高1~15m(2~7m)

    ネットを見ると果穂(球果)は長さ1.5~2㎝の卵状広惰円形となっていた。

 

オオバヤシャブシ:カバノキ科ハンノキ属オオバヤシャブシ 樹高5~10m

     果穂は長さ約2cm。(”樹木ガイドブック”にも実は2cmとなている)

 

いずれの情報も実の大きさは2cm程度となっております。

更に”樹木見わけのポイント図鑑”を見ると実の大きさは書いて無かった。

この本によると木肌や葉の形が微妙に違うので今年も観察を続けようと思います。