1回目なら仕方ないと思えたこと

 

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岸田総理が日銀総裁人事について

「人は変わる」と述べたことが

ニュースになっていました

10年という長きにわたった黒田総裁

この4月に任期で退任は

日本国中全員が判っていることですから

ニュースになるようなことではないです

(人気いっぱい務めるかだけが焦点)

 

その10年、

アベノミクスの第一の矢

2013年4月デフレ対策として

2年で2%のインフレ目標を掲げ

量的質的の異次元緩和(黒田バズーカ砲)を

打ち出したとき

一時的な景気刺激政策としては賛成しました

実際、円高は是正され、

株価は上がり景気は刺激されました

 

が、その期限を半年後に控えた2014年10月

金融緩和策を拡大。

中長期国債の買い入れペースを30兆増加

平均残存期間も10年に延ばすというもの

 

一度目の金融緩和は瞬間的に効果ありでしたが

結局、インフレ目標は達成できずは顕か

であれば、追加の金融緩和ではなく

別の方法を検討すべきだったのです。

というより、そもそも

金融緩和だけではデフレは克服できない

それを判るべきだった、と。

(判っていたのかも知れないが)

構造的なデフレと大衆のデフレマインドは

金融緩和だけでは克服できない

ずっと、言い続けています。

 

その後は2016年1月にマイナス金利導入

9月にイールドカーブコントロールを導入

というドロ沼に嵌り

2020年からのコロナという魔物に対する

経済の下支えのための更なる国債の引き取り

という地獄に陥ることになるのです

 

2年という期限を切った政策は

そこで一旦立ち止まるべきだったと思います

なので、最初のバズーカは仕方なし

でもそれ以後の追加緩和は

全く評価出来るものではない

 

これだけで評価するものではないですが

アベノミクスについても

全否定はしないけれど

高評価もしないというのが持論です

 

次期総裁は出口戦略大変だと思いますが

やらなきゃいけないことだと思います