藤原権大納言経房は
六条天皇の蔵人、高倉天皇の蔵人頭を務め
平家政権で昇進
平家政権瓦解後は源頼朝の信頼厚く
鎌倉幕府の関東申次に任じられ
最終的には権中納言にまで昇進した方。
その経房が別邸を建てたのが
京都御所より東に行った吉田村
京都市左京区吉田
現在は京都大学になっています
その吉田にあるのが吉田神社
もともとは藤原山蔭が氏神として
春日大社より勧請したのが始まり。
ということで、吉田神社を参拝してきました
鎌倉時代に卜部(吉田)氏が
神職を相伝するようになり
室町時代には吉田兼倶が吉田神道を創始。
大元宮を建立し、
本宮の春日大神が霞む時代が長く続きます。
標高105メートルの登山もしてきました
さて、
藤原経房、吉田に別荘を建てたことから
吉田経房と名乗ります
鎌倉時代末期から建武親政時代
後醍醐天皇に仕えた吉田定房は
その五代下った子孫です