『平蜘蛛』は松永久秀が
所蔵していた一番有名な茶釜

九十九髪茄子の茶入は
織田信長に進呈したけれど
平蜘蛛は最後まで
差し出さなかった一品

『平蜘蛛』という名は
蜘蛛が這いつくばっているような
その形から付いたという

平蜘蛛が有名になったのは
松永久秀が信長に反旗を翻し
信貴山城に籠城、自害するときに
火薬を平蜘蛛の茶釜に仕込み
抱いたまま爆死したといわれる
信貴山城の戦い


これが史実であれば
平蜘蛛はこの世にないのですが
平蜘蛛と伝わる茶釜が浜松市の
浜名湖舘山寺美術博物館に。
丁度、今、展示中ということで
みにきました
上杉は関東管領の家ですから☆彡-130406_150454.jpg


上杉は関東管領の家ですから☆彡-130406_150505.jpg

「信長には首も平蜘蛛も渡さぬ」
松永久秀の声が聞こえるよう?


でも、
美術博物館のパンフを読むと

久秀は平蜘蛛釜に火薬を詰めて
自分の首に縛り付け
釜もろとも爆死して
天守閣を吹っ飛ばした

え?じゃあ、この展示品は!?




今日は低気圧の影響で荒れた天候

明日は浜松城に行くので
天気の回復を心から願ってます