ハウスその3のエレベーターホールは窓がついている。
その窓ガラスは縦に開けるタイプ。
夜もそのまま。
夜、降りるエレベーターを待っている時。
このガラス窓を見るのが楽しみ。
縦になっている窓を左側からのぞく。
リアルの右側は森の上に背が高い団地群が見える。
そこに、左側の民家の灯りが重なって、暗い森がお花畑のように見える。
縦になっている窓を右側からのぞく。
リアルの左側は民家が一面に広がる。
そこに、右側の団地群の灯りが重なって、暗い空にタワーマンションがそびえ立つように見える。
どちらも幻想的。
リアルに何かを重ねるとまた違う世界になるのはOK。
しっかりとリアルが地に足がついているのならば、幻想のベールをかけてみるのも悪くない。
むしろ、やってみる価値があると思う。
そんなふうに生きていけたら素敵。