食事の後はなんだか眠くなって、ソファにゴロン!なんてしていませんか?実は食後に散歩をすることで太りにくくなるんです。
日本生活環境支援協会にはダイエットアドバイザーやウォーキングアドバイザーがいますが、食後の散歩にはスタイル維持に嬉しい効果が期待できることがわかりました。ぜひ毎日の習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか。
食後の身体と散歩の効果
食事を摂ると血糖値が上昇しますよね。血中に糖質がたくさんある状態です。
この糖質はエネルギーとして消費されるのですが、食べ過ぎたり体を動かさずにエネルギーを必要としない状態だと糖質が使われずに余ってしまいます。余った糖質は脂肪となり体内に蓄積されてしまうのです。
そこで食後に散歩をして体を動かすと、血中の糖質は効率的に消費されていき脂肪に変わるのを防ぐことができます。
つまり太りにくくなるんですね。スタイルをキープしたい人や健康維持にはとても良い習慣です。
また、食後は副交感神経の働きが優位になり眠くなりがちですが運動をすることで交感神経を働かせ眠気解消や集中力をアップさせることができます。
散歩をするときの注意点
食後の散歩をするときに注意すべき点がいくつかあります。
まずは食事の直後は避けることです。食後すぐは食べた物を消化するためにエネルギーを使っています。
ここで散歩をしてしまうと胃から筋肉に血液が流れてしまい消化不良を起こす恐れがあるからです。
ですが反対に食後時間を空け過ぎてもいけません。
糖質が脂肪に変わってしまう前、食後1時間以内には散歩を始めたいところです。
つまり食後30分〜1時間以内に散歩に出発するのがベストなタイミングということです。
また、散歩によって体温が上がり寝つきが悪くなってしまうため就寝直前の散歩は避けるのがベターです。
食前の散歩はダイエットしたい人におすすめです。
食前はすでに血中の糖質が少ない状態のため脂肪をエネルギーとして消費するからです。
軽い散歩なら運動が苦手な人でも無理なく続けられそうですよね。