ものを「管理」の目で見るようになると、毎日の家事もラクになります | 土井けいこの講座 暮らしが変わる『時短家事』 暮らしがラクになる『減災収納』  楽しくできる家事&片づけ術を発信

土井けいこの講座 暮らしが変わる『時短家事』 暮らしがラクになる『減災収納』  楽しくできる家事&片づけ術を発信

暮らしのアドバイザー、土井けいこが提案する『時短家事』『減災収納』。宝塚、大阪・緑地公園など各地で講座・イベントを開催しています。住まいの中の安全対策、楽しくできる家事&片づけ術、ラクラク押し入れ・クローゼットの管理など、初心者にも役立つ情報が満載。


いまや欠かせないテーマとなった「減災収納」。2015年2月に深谷で行われた講座をもとにした誌上セミナーです。


先週は、『出して置く』『しまって置く』をくり返すうち
不用品がわかってくる。
その不用品をまとめて管理する場所も必要、

というお話をしました。

わが家では、
食器棚のいちばん下に、
手放し候補のものを集中管理する場所を設けています。

また、それとは別のところに、
使わないけれど、思い出のものとして取り置くものを
管理する場所もつくっています。


『出して置く』と『しまって置く』
そして不用品の集中管理、といった流れのなかで
全体を管理していると、
部分の管理も、とってもラクにできる
ようになってきます。

部分が何を指すかというと、
毎日の片づけや掃除といった家事作業の一部分でもありますし、
スペースの一部分ということも、あると思います。


『出して置く』20150323




管理することを考えだすと、
部分の作業やスペースの管理が、
とってもラクにできるようになってきます。


部分の作業ができるということは、
「とりあえず、片づけよう」という追われる家事では
なくなるということなんですね。

全体を把握した上で
『出して置く』『しまって置く』でものを管理しはじめると
毎日の片づけも、「管理」のひとつになっていきます。




管理の意識を育てていくことは、今日からすぐにできますよ。

片づけられない、整理するのが苦手・・・という方、
ごちゃごちゃの押し入れを
じっと見つめている場合ではないです(笑)。
毎日の家事から、管理の気持ちを育てましょう。
それが、「もしも」のときの安全にも直結します。


いつまでも押し入れにこだわっていたら
すぐにできることが、できなくなります。

苦手意識のある方って、どうかすると、
「できないこと」に焦点を当ててしまう癖があるようです。
目の前にできることがいろいろあるんですけど、
なかなかそちらに気持ちが向かないんですね。


今日からできることを始めましょう。
「管理」の目で、ものを見てみましょう。



(明日に続きます)