食い物にされる生活保護受給者 | 生活保護で生活を立て直そう

生活保護で生活を立て直そう

こんにちは
数年前、家族で生活保護を受けていた朝子です

一部の不正受給者や心無い方々に
蔑まれている生活保護制度

なかなか聞けないことや
不安、気になってることを
元受給者で現在は低所得世帯の視点でお話しています

あなたの人生の補助になれば幸いです

こんにちわ
朝子です


先日、19日さいたま地裁で
生活保護費横領で有罪判決を受けた方がいます

こんな風に書き出すと
「不正受給者が裁かれた」ように聞こえますが
裁かれたのは生活保護受給当事者では有りません


事件はどの様なものかと言うと

生活保護受給者らの入居施設を
経営していた男性と内縁の妻によって

昨年2月から11月、入居者25人の口座から
計489万2000円の生活費を引き出し着服

と言うものです

どの様に行われたかというと
通帳やキャッシュカードを保管し
当人には1万5000円程度の小遣いを渡すと言う方法です

まるで、ドラマのようなお話ですが
実際にこの様な事が沢山起きています

新聞の記事に詳しい事は記載されていませんでしたが

この生活保護受給当事者
物言えぬ、家族に見捨てられた
高齢者がほとんどなのではないか

朝子はその様に考えています


世間では
受給者本人による犯罪や悪用についてばかり
取り上げられていますが

生活保護受給者の半分は、高齢者です

社会弱者である高齢者を狙った犯罪は後を絶ちません

「振り込め詐欺」なんかもその一つではないでしょうか?

その様に
高齢者を狙った犯罪の中に、生活保護受給者がいる

当事者の不正ももちろん問題ですが
この事も大きく問題になる部分ではないでしょうか?


生活保護の受給当事者
素行ばかりを責める社会になりつつありますが

もっと目を向けなくてはいけない部分と言うのは
沢山あると思います

今回の事件もその一つだと思うのです