年始のご挨拶したところで
え?顔見世?
っていう。
年明けましたけども?っていう。
。。
でも残しとこ!
ってことで11月にワープしませう。


あい顔見世〜
昼夜通しまして、今年もとっても楽しかったです。特に今年は脇の方々が素敵すぎて、濃く!楽しかったです!
なのですが(それ故に?)書いてたら終わらなすぎたために感想とびとびです...
2019年の頭に書いた卒論(野田版研辰と野田版鼠小僧を取り上げた)をたまたま載せていただいた卒論文集が、観に行く直前に届きまして。あらグッドタイミングってことで(?)
マア今年こそ高麗蔵さんコンプするぞに燃えている私はどちらにしろ観に行くつもりだったんですけんどもネ。
卒論を書くにあたって木村錦花の原作読物から、初演版、増補版、野田版それぞれの台本を読んだり映像見たり、『研辰』についての論文に触れたりしたので、ちゃんと生で観られる機会がこんなに早く来て嬉しかったです。
ていうかでもそんなことより。
脇を固めるみなさま!!いらしたら嬉しくなっちゃう方いっぱいで!
竹三郎さんのレアな武士姿も拝見できちゃって。錦吾さんや亀鶴さんたちの堅気感とか。
序幕だけなんて...!もっと見たいっす...!ってな感じで。
なので最初の侍溜まりの場面からウフフウフ状態でしたわ。
そしてそこへ奥方がね。
美しかったですよホホホホホ。
キリッと上品で、だけどどこかおっとりまろやかでネ。スキデス
頭も可愛いしあと青黛
ツボ

ほいでお声がねー
いっこまえのブログにもチロっと書きましたが、(っていうかよく書いちゃってる気がするけど)私が初めて高麗蔵さんを拝見したとき、年齢性別もろもろ不詳の瑞々しさと清潔感にびっくらこいたんです。その大きな要因のひとつが私にとってはあのお声だったナアなんて、今回観てて突然想起したりなんかして。(ってこれもなかなかの頻度でやっちゃってる気がするけど)
ハァアッッ(情緒)
・・・ 
辰次を討つことになっちゃった九市郎・才次郎兄弟の彦三郎さんと亀蔵さん。
イヤー素敵でしたんー。ぴったりでしたんー。
前からなんとなく思ってたんだけど、いちろさんトートを思い出すあのシュイン⤴︎っていう眉がどうも好き。
あと吾妻屋で辰次に遭遇したときの、才次郎さんの「たぁつじぃ〜?」のヌケ具合がドツボにハマってさあ大変。だった。キリッとパリッとしてるイメージからのギャップが。
(吾妻屋といえば橘太郎さん...
も〜橘太郎さん....


)
最後の場面では、辛くても虚しくても、どうでももう武士としてしか生きられないんや...みたいな二人の姿になんともいえない気持ちになったり。「武士だから」がふたりを縛っていなければ。せめて敵討ちの当事者にならなければ。
気の良いやさしい兄弟として穏やかに生きられたのかなあなんて。
うまく言えないけど野田版だと群衆が辰次を殺し平井兄弟を弄び、っていう印象が強かったのが、今回は少なくとも辰次は好きに生きて死んでった...っていう気がした。のは、平井兄弟の居方に対してこうしろさんの辰次がすごく自由だったから...?もあるかもしれない.....??
場転が多いけど印象的なセットいろいろで視覚的にも楽しかったでし。特に畚渡しと吾妻屋の場面。畚はその高さにびっくりして、吾妻屋は今年の2月に見た『暗闇の丑松』の杉屋を思い出すような立体感?奥行きのあるつくりがおもしろくて。
人も気になるし投げかけられた問題?の答えも考えたくなるし道具は探りたくなるし。
小さい脳みそがどわ〜んと動いた気がします。
たのしかった。
さ い きょ う
じゃないですか?
ってことで。
ほんっとにいいものをみられた幸せ噛み締めちゃいますです。
菊五郎さんの台詞ってすご...もうこのアタマではすごいしか出てこないんだけど、とにかく心地良いというのかスーッと入ってきてでもパーっとは出て行っちゃわなくて一つ一つが良きところに納まっていくかんじ???
もうわかんないけどすごかった。
対忠七のときはゾクッとするような冷たさを感じて、勝奴と一緒の時とか対大家さん夫婦の時にはちょっと抜けてるような人間くさい部分も見えて。
なんだか新三という人がとっても魅力的に映りました。で、もういちいちカッコイイ。
勝奴の権十郎さん、安心感しかなかったので初役と知ってびっくりしました。
新三に対して常に自然にアンテナを張っているというか、彼がやりたいことや欲しているものを、言葉なんて要らないレベルで察しているというか。でもただ下っ端としてくっ付いてるだけじゃなく上を見ている感じとかスキッス。鍵の件りとかでギラギラしてる訳じゃないんだけど強かそうな印象を受けたり。
ていうか権十郎さん身のこなしも声質?も軽やかでステキッス。
初役といえば魁春さんも後家お常さん初役だったそうで
お熊ちゃんに「結婚しないなら私死ぬ」って言うところすごい迫り方だなあといつも思うんだけど笑、舞台の魁春さんから邪な何かを感じたことがないからか、ただただお家が大事な人なんだってスッと思えました。
(そしてこっちでも
橘太郎さん



)
そうそう。新三内で、お茶飲んでぷはー
ってなってる善八さんというか秀調さんにはちゃめちゃに癒されて、気づいたらものすごい笑顔になってる自分がいた。ものすごい癒しっぷりだった。
家主夫婦。左團次さんと萬次郎さん

左團次さん独特のテンポに新三のみならずこっちまで飲み込まれた...笑 ウチナータイムならぬさだんじたいむ的な。手強さがめつさに加えて掴み所のない厄介さがたまらんかったです。
萬次郎さんもいらっしゃるだけで、あのお声が聞こえただけでいつもテンション上がるんだけどさらにああいうお役
最高

ひどく下劣な言い方をしてしまえば素晴らしき「くそばばあ」感。
筋書の舞台写真では無かったんだけど私が見たときはこめかみにシミ?を描いてらっしゃって、ぃいい〜なぁあ〜〜
wwっていう。
時蔵さんの立役へへへ
(←なに)
永代橋の場面、忠七の頭の上にハテナがいっぱい浮かんでるのが目に見えるようで笑 なんだかすごく忠七目線になってしまいました笑
新三の「贅沢言いなさんな」に対する忠七の「えぇ....?????」にツボってしまったり。
梅枝さんのお熊ちゃん、台詞がすっごくわかりやすくて。聞き心地がいいだけじゃなくてなんというか、言葉の意味がひとつひとつ腑に落ちていく感覚?に感じ入りました....。
ああ。
いやあ。
まだまだ書ききれないくらいおひとりおひとりがステキで、
さいきょうでした。
ほんとうに、いま!見ることができて。
心がたぷたぷになりました。
深謝
です。
ごめんなさいいきなり夜の部の切りに飛びます...
予想以上にすご......っくおもしろかったです
なんちゅーか時蔵さん無双
とっきーさんといえばどうしようもないダメ男のせいで心労が募り結局自害、とか散々苦労した挙句なぜか殺されちゃうみたいな被虐に終始するお役も色気だだ漏れでだいすきなのですが←、
同時に?とっきーさんからは(常々)(ド)Sっ気を感じていたのでついに聞けてしまった「(馬乗りからの)いぢめてやろう
」に全力でにやけてしまいましたありがとうございました。
男との出会いで「女」を取り戻すってなんだか『お江戸みやげ』のお辻さんを思い出したりして
最初は「私なんか...」ってなってるんだけど、市松小僧との出会いからどんどん綺麗になっていくお千代さん愛おしかったナー。
團蔵さんを見ると条件反射的に「イケメンだなあ」って心の中で呟いてしまうんですが
、おかしみのあるお役の團蔵さんもすごくすきでですね。もうあの、『マハーバーラタ戦記』の弗機王さまを見たときから自分の奥の方に仕舞われていた、驚きからの和み が今回のお役で想起されて...笑
嶋屋の後妻さんに秀調さん
秀調さんの白塗り〜女形〜

色気〜
まじ色気です。
腰のラインが綺麗なんす変態でごめんなさい
齊入さんが立役で秀調さんが女形っていうのもあまり見ない気がして
嬉しかった...

齊入さんの口跡もなんか安心するんですよねえ...。
あと嬉しいといえば...秀太郎さん...
いつも登場なさっただけで空気がぐわっと動いたり、ふわっと何かに包まれたようになったり。その根底にはあたたかいものがある気がして。
今回のおかねさんも優しくてかわいい
おばさまでした。
がんじろはんも少年と青年の間の危うさみたいなものを不思議と納得させられるような
魅力的な市松小僧で
最後は、結局指を切らないっていう終わり方で、身体が勝手に動いちゃうくらい掏摸に染まってしまった又吉がそれで変われるかどうかはちょっと怪しいかもとか思っちゃったけど笑(歌舞伎に出てくる男の人って大事な人が苦界に身を沈めたり命を落としたりしてからやっと目覚めがちだし)、あったかい印象を持って帰れたから良かったかもなんて生意気なこと思ったり。
たまに欲しくなるゆったり感にほっこり感。
でした。
嗚呼。
いま何月やと思っとんのやって感じですがやっと書けました。
ほんとは12月の国立の感想も書きたいが....
DO NARU KOTO YARA
今年もなるべく歌舞伎観ていきたいですね.....。
.......では終わります


