新しい大学で講師をスタートした春から半年、前期の授業のラストを迎えました。

そういやスタートは

「コミュニケーションの授業なのにオンライン授業でコミュニケーションが取れるのか?」

と。


大学側からの通達で、それぞれの環境に配慮して画面を出すのを強要しないこと。


…なんで!?


コミュニケーションの授業なのに。
しかしそういう決め事があるならば
ジタバタしてても仕方ない!
今ある環境でどう試行錯誤するのか。

そんな思いでの授業開始でしたが
今回大きな手応えを感じることになるのです。


声だけでもコミュニケーションは取れる!!!


前期の真ん中あたりには、34人全員
誰がどんな性格なのか見えるようになってきた。

そして最後の授業は提出されたそれぞれ2分半の動画を繋げてプチプレゼン上映会を実施。
学生同士が初めてそれぞれの顔を見る機会となりました。


上映後最後の挨拶をして終了。
そのあと最後までオンラインで残っていてお礼を言ってくれた学生
個人的に挨拶をしてくれた学生
その他感動がたくさん!


●授業の最初は必ず出席確認で声を聞かせてもらう
●休みや遅刻、退出は正直に理由を教えて欲しい
●授業スタート前に
「今日のお昼はなに食べた?」などをチャットに残して学生同士が話しやすい環境を作る
●パソコンの使い方や大学のシステムで分からないことは私自身も学生に頼る→御礼を言う
●一方的な発信ではなく学生に質問をする時間をかならず取る
●表情やしぐさが届くように意識する
●ユーモアを忘れない 
●みんなが退出するまでパソコン前にいる。なんなら手を振る笑笑
●チャットのコメントに必ず反応する
●肯定的な思考、言葉を届ける
●心配な学生には心のドアの手前ぐらいの距離で声をかけてみる
●自分を隠さず自己開示をする。


シンプルなことだけどとても大切なこと。
シンプルなことだから大切なこと。


本当にいい子達と出会った!


対面授業が再開したら
画面の向こうの34人のみんなと逢いたい。
受講の御礼を言わなければ!
新しい体験をさせていただいた御礼を。