よりそいボランティアの2日目。
小学校の玄関ホールに入り
「今日は宜しくお願いします」のレイキを流す。
みんなが落ち着いて勉強できますように。
それぞれの場で元気に明るく一日を過ごせますように。

前回と同じ1年3組に行った。
教室の中は席替えをしていたが、前回と同じく◯◯君の隣に座る。
その日は児童相談所?の方おふたりが授業中の児童の様子を見に来られていた。
担任の先生の他に補助の先生もいて、私が入ると大人が5人というなかなかの密度の濃さだった。

1限目は国語。
復習ワークのような冊子に隣ページの文章を書き写すらしい。
丁寧に書く後ろの席の女の子。
上手だなぁと見惚れていると、
◯◯君はわざと落書きをしたり書いた文字を黒く塗り潰したり。
僕だけを見ていて、のアピールかな。

次はカタカナを書くプリント。
カタカナは分からないと言って、文字を書くマスを線でつないで迷路のようなものを書き始める。
が、結局は消しゴムで消してシワシワになったプリントに字を書いていた。
あれこれやっていても時間内には終われるから、やればできるけれど一旦は遊んでしまうタイプかな。
ずっと自分に注目していて欲しいんだな。

2限目は「せいかつ」
新一年生を迎える準備をしよう。
先生が用意してくれた小さな紙コップの飲み口部分を切り取って、持ち手になるようテープでつけて、小さなバケツの形を作る。
その中に昨夏に自分たちで育てた朝顔の種を入れてプレゼントするらしい。

◯◯君、先生の説明をちゃんと聞いていた。
そしてあっという間に仕上げた。
すごいなぁ。
上手に出来たやん!

嬉しそうに笑う。
可愛いいなぁ。
工作が好きで上手なんだなぁ。

次は朝顔の種を入れる為の袋を紙で折る。
これも先生の説明を聞いて早々に仕上げていた。

ふと前を見るとセロハンテープを使うために行列ができていた。
先生が慌てて他の部屋にセロハンテープを借りに行った。
その間、まだできていない子の手伝いをしていた◯◯君。
みんながテープを使い終わる頃、◯◯君はいくつもあるテープカッターを先生の机の上に並べていた。
誰に言われるでもなくお片付けもできるんだ。
偉かったねーと褒めると、また嬉しそうに笑う。

そして3限目までの間の20分休憩。
運動場に出てもOKな時間。

◯◯君が私の上着のファスナーを首元まで上げてくれる。
何かと思えば「外は寒いからな、ちゃんと閉めてな、鬼ごっこしような」

え?
私、もう走れないですけど💦

それでも手を引かれて外に出た。
鬼ごっこのメンバーが分からない。
同じクラスなのに鬼ごっこのグループがいくつかある。
どの子が私が入れてもらったグループのメンバーなのかが分からない。
すぐに捕まって鬼になったが、誰を追いかけたらいいの?
困っている私のところに来た◯◯君、鬼を代わってくれる。
よく走るなぁ、足も速いんだ。

元気に走り回る子どもたちを追って、私も久しぶりに走った。
走っても走っても、追いつけない。
「無理しないでくださいね」と校長先生が言ってくださった。

今回◯◯君の良いところがいっぱい見られた。
クラスの他の子たちとも、たくさん話したし一緒に遊べた。

楽しかったし、嬉しかったし、また次に会えるのが楽しみになった。

キラキラした子どもたちの瞳の美しいこと。
自分の子育て中には余裕がなくて感じられなかったものが沢山ある。

どの子も大切なひとりひとり。
そんな大事な子どもさんたちに関わらせてもらえるしあわせを感じる。

次に行く日も決まっている。
また次もよろしくね。