毎朝お参りしている氏神さま。
境内にある参籠所をお借りしての毎朝の朝活に通い始めて、もう何年にもなる。
先日の仕事終わり。
いつもより少し早く帰れた日、帰宅するなり長男から氏神さま方面で火事があったらしいと聞いた。
友人が神社の森あたりから、まっすぐに高く高く立ち登る煙の写真を送ってくれたという。
どこなんやろうねー、と気になりながらも翌日に仕事場で使いたい掃除用ホースのジョイントを買いに出た。
川向かいの道を走っていると、神社の参道下の道沿いにたくさんの消防車が見えた。
急いでネットニュースを確認すると神社の本殿が全焼と書かれてあった。
既にほとんどが鎮火した時刻だったらしいが、それでも消防団などの多くの人が集まっている様子。
一般人が近づけないのがもどかしい。
宮司さんや奥さん、禰宜さんである娘さん方のショックを思うと言葉が出ない。
何がどうなっての火災なのか、どの部分が焼けたのか、何も分からないまま夜になった。
何をするにも気になって頭から離れない。
夜遅くなって宮司さんよりお電話をいただいた。
しばらく参籠所を使ってもらえないので、皆さんによろしくお伝えくださいとのことだった。
お見舞いの言葉も何も浮かばない。
もぞもぞと言葉を濁して電話を終えた。
警察や消防からの聞き取りのほか、多方面への対応でお忙しいでしょうに、こちらにも連絡を入れてくださり恐縮だった。
翌朝、やはり気がかりで早朝の神社を見に行った。
規制線が張られていた。
境内には赤色灯をつけたパトカーがとまっていた。
再燃しないよう一晩中見ていてくれたのだろう。
ご苦労様です。
有難うございます。
遠目から頭を下げる。
まだきな臭いにおいが残っていた。
現実だったのだなぁ。
当たり前に毎朝お参りさせてもらっていたのに、近づくことのできない寂しさ、もどかしさ。
狛犬さんたちもびっくりしたことだろう。
神さまが周囲へと延焼しないように必死に食い止め、守り抜いてくださったのだろうと思う。
正面から見ても、いつも通りに見える拝殿。
けれどもその奥の本殿の屋根はもう見えない。
神さまは
ご自分のお住まいだけでおさまるように、お力を尽くしてくれたのだと感じる。
朝活もしばらくお休み。
おついたちの奉斉会のお参りも中止となった。
これからどのようにしていくのかの話し合いが宮司さんと氏子総代さん方でなされ、私たち敬神婦人会の方にも明日そのお伝えがあると言う。
氏子として何をさせてもらえるのかまだ分からないけれど、再び地域の人たちが自由にお参りさせてもらえる日が来ることを願っている。