今や「物づくり」に関しては、衣食住に関係するあらゆるものが進化している。

 「衣」に関しては繊維の新素材の開発など、「食」に関しては「臭みのないハマチ」に代表される養殖技術の急速な発展など、「住」に関しては耐震性や新素材あるいは新工法などを開発したものがどんどん市場に出回るなど、メーカーにとっては大きな成果(結果)を出せる可能性がふくらんできているケースが増加している。

 それらの産業を支えるエネルギーに関しても、今までの燃料に頼らない未知の商品開発が進んでいる。
 水素、リチウム電池、太陽光発電、風水力発電、地熱発電などあらゆる可能性に限りなく挑戦して、また新たなものを生み出すことが地球温暖化や災害の減少に役立ち、社会貢献につながり、会社経営も軌道に乗せることができますます発展することが確かなものとなる。
 
 その発展の基本にある思考は「人のやらないことをやれ」である。

 誰もが踏み入れたことのない未知の分野に限りなくチャレンジし続けることで、上述の新商品づくり、新サービスなどに発展することをはっきりと自覚して悟ることが重要である。

 それは誰にでもできることではない。

 そのことを正直に受け取り、小さなことからコツコツとやることが大切である。
 「千里の道も一歩から」ということわざ通り、日頃から前向きな姿勢や熱い思いで地道に取り組んでいくことで、人が気づかない小さなことにも「気づく」ことができ、その「気づき」がやがて大きな変化につながり、成果(結果)を生み出していく。
 その取り組みをやるとやらないとでは、結末が大きく違ってくることは間違いない。
 

 近年における経済状況及びこれからの状況を考えると、「ますます厳しい状況が待ち受けている」という危機感が募ってくるであろう。
 その危機感があるのなら、現状に甘んじることなく、いろいろなことにチャレンジして成果(結果)を出し続けることが必要である。

 ダーウィンの法則で言われているとおり、
「変化に対応したものだけが生き残る」
のである。

 だとすれば標題の「人のやらないことをやれ」を実行する勇気と言うか、開拓精神が強く要求される時代に突入しているのである。
 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

税務・会計に関するご相談は下記まで
谷川勝信税理士事務所
〒532-0011
大阪市淀川区西中島6-7-8-506
TEL 06-6459-9760

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆