「重点的発想法」とは、何事もここがあるいは今が重要だと気づいたら、力や物をそこに集中させる考えの展開の仕方である。
 仕事や勉強などに関してそのポイントに気づいた時に、そこに集中して行動できるかできないかで、成功する人あるいは成果(結果)を出し続けられる人とそうでない人に分かれてくるのである。

 私が長年の税理士業務で知り得たことは、標題の「重点的発想法」に気づき集中できている経営者は、大会社に追いつくほどの売上高と純利益を毎年計上している会社であり経営者である。
 すなわち仕事においても、「チャンス到来」「勝負のしどころ」という時が何回か訪れるのであるが、「重点的発想法」でそれをものにできる人は、目標や目的を達成することができ、会社などが益々発展し優良法人または超優良法人として公私ともに認められ、成功者として更なる進化を続ける可能性は大きい。

 こうした経営者たちは、会社経営における最大のテーマが「数字を上げる、成果(結果)を出し続ける」ことであり、そのことが社員の給料や福利厚生の向上あるいは社会貢献にもつながることを知りつくしている。
 だからこそ、会社経営に関しての執念や信念を持ち続けて、重点的ポイントを見逃すことなく「気づく力」」を発揮して、ここぞという時に全力を注ぎこんでチャンスをものにして、好成績を上げ続けているのである。

 そして、どのようなチャンスも降ってわいたようなものはまずない。

 それは常日頃から、会社全員が当たり前のことを当たり前にできるようになっているからこそ、そのようなチャンスが訪れるのである。
「ローマは一日にして成らず」「千里の道も一歩から」のことわざを普段から忠実に実行しているからである。
 

 いずれにしても、できる経営者は標題の「重点的発想法」で、会社経営のポイントとなるべき部分やタイミングをいろいろな情報やデータあるいは資料を入手して知り尽くして、会社幹部や社員または専門家の意見もよく聞き、ここぞという時は思い切って打って出ることで大きな成果(結果)を出し続けている。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

税務・会計に関するご相談は下記まで
谷川勝信税理士事務所
〒532-0011
大阪市淀川区西中島6-7-8-506
TEL 06-6459-9760

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆