「目覚める」とは、もちろん「布団から起きる」ことではなく、仕事や勉強を通じての過程において「目覚める」ことである。

 目覚めるとは、「このままでは成果(結果)が出ない」「こうして行かなければ勝ち残れない」などと悟ることである。
 人は目覚めることで今まで以上の力を発揮することができ、大きな成果(結果)が得られる。

 私は開業以来「人づくり」「物づくり」「仕事づくり」が会社発展のコツであると考え、それがどうしたら実現するかの方法を出版物やレジュメを通して顧問先や関係者の皆さんに示し続けてきた。ある意味では使命感で継続している。

 ただ、書かれたことをすべて完璧に実行できるかというと、私の職員ですら私に「これが全部、当たり前にできるのは難しいですよ」ともらすほどだ。
 

 それに対して、私はこう思っている。
 「確かに難しい。出版物やレジュメに書かれていることは私自身も全て実行はできていない。しかし、『こんなこと無理だ』と思ってしまっては前に進む力も衰える。顧問先や関係先の皆さんと一緒に努力しながら、一緒に成長していこう。小さいことでもいい。改革する気持ちはずっと持ち続けよう」と。
 

 人間はオールマイティではなく、何かができない、何かが欠けている部分があるのが人間らしくて面白みがある。
 その足りない部分を仕事や勉強を通して少しずつ改善改革していってこそ、その味にさらに本物の味が出てくる。

 いくつかのレジュメに「人生は修行だ」と書いたが、自分自身をベストな方向に持っていくために最も重要で大切なことは、その必要性を自分自身が自覚して「目覚める力」を鍛えることである。
 「目覚める力を鍛える」とは、「このままではいけない」「こうして成果(結果)を出さなければ勝ち残れない」などと悟って、後は「執念」や「信念」などを強く持って「情熱」「熱意」「やる気」で進めていくことである。

 それを毎日コツコツと努力して前向きに勇気を持ってチャレンジを繰り返すことで、大きな成果(結果)につながるのである。
 

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