どうも。顧問です。

足を骨折しているせいで、歩くのが億劫です。億劫というか不自由でして。階段の上り下りがとにかく不便。

私、環境福祉コースのコース長などもやらせていただいておりますので、『バリアフリー』とかいう言葉には特に敏感なんですが、とにかくうちの学校はフリーじゃない。

なんならバリアだらけなんである。

バリア=障壁なんであるが、完全に障壁。怪我したらこんなに不自由とは・・・。

そして、エレベーターがない。

エレベーター?何それ?って感じなんである。

席を立つのも一苦労だし、職員室ってところはまぁまぁ狭い。

流行のソーシャルディスタンスなど取れるはずもなく。

どこの学校もおそらくはそんな感じなんだろうけど。愚痴でも何でもなく、ただ、実感したと。

 

当事者になってみて初めて実感した不自由。

そして実感する老い(*゜∀゜*)。

 

片足に装具をつけているだけで、かなり疲れるんである。夜は疲れ果てて眠る。

本日より授業が始まった訳なんですが、生徒も体調がそこまで良くなさそう。コロナの感染でお休みしている生徒もいるし。

テレビでたいしたことないだの、風邪とかインフルエンザと同じとかいう人いてますけど、当事者になったら、そんなことも言ってられないのである。

しかも1回罹ったら免疫できるとか、重症化しないとか。

「人による」だろ!?

声でかいやつに限って、適当なことを言う。

自分が軽症だったのは「ラッキー」なんであって、基礎疾患なくても十代の方が亡くなる怖い病気だというのは心に留めておくべき。

 

話変わって演劇のこと。

 

演劇っていうより、国語的な話なんだけど。

「読めない」のは何でなのか、勝手に助詞を追加して読んでしまうのは何でなのか、勝手に科白を自分の言いやすいように読み替えて、指摘されても気がつかないのは何でなのか(嘘ついてんのか?)、読ませてみて気づくことが多い。

 

初見である程度噛んじゃうのは仕方がないとは思うのだけど、自分の場合、普通に読んだら音読のスピードと黙読のスピードってそこまで変わらないので(早く黙読することはできるけど)、ちょっとだけ考えることが多かった。Twitterでも呟いたんだけど、台詞の出し方(発声)の強い、弱いで感情を表現するのが上手いと思ってる人がいるのがとてもイヤ。 普段喋りで、不自然な抑揚つけて喋ってんのかよ、と思う顧問です。 そういう風に「読む」のが巧いと誰かが教えたのかなぁ? 単純に私はそういうことを言う人は「聞けてない」だけじゃね?と思う。』

 
これも含めて『読む』ことについてきちんと考えたいと思った。
 
個人的にちょっとムカついたというか、いや炎上覚悟で書いてしまうと
うちの上演に対して「声の幅」について言及されたことがありました。
 
「声優」志望の人がそういう専門家の言葉を使って言及したんだろうと思うのだけど、1人で何役もやってるなら別だけど、一つの役の中で声の幅って何だよって思いました。
演じ分けで声の幅があった方がよいときもあるんでしょうが、科白のスピード変えたり工夫はできるので、「声の幅」にこだわる必要はないんじゃね?って思うんだわ。
地の声そのものは一つのお芝居の中で、若いとき~老けたときの時間経過があるなら演じ分けの意味で声の幅は必要だと思う。
 
今書いてて思ったのが、結局講評って何でそう思ったのか説明なしでパワーワードを使っちゃうと、聞いてる人は、どこを指してそれを言ってるのかわかんないし、ムカつくだけなんだよね。
 
ぶっちゃけ、「へたくそ!」って言われたら納得しちゃうのに、変な言い回しをされる方が引っかかるんだよなぁ。
「へたくそ」って言われる当事者は傷つくし、舞台に上げる顧問の責任でもあるので何とも言いがたいですが。
 
部活動の方は無理目のことをやっています。
地区大会の作品は決まったので、その稽古は始まりました。
クラブ体験会は残り2回、入試説明会後の部活見学は3回。
合計5回ミニ公演やります。
コンクール作品とミニ公演3作品同時進行。
ミニ公演は最長45分。
ミニじゃねぇ。
あくまで目標なんですが。地方公演がやっぱり難しいので、アトリエ公演の回数を増やすしかない。お客さんの人数は五人以上を目標にやる。
がんばるぞ~。
 
タイガーマスクも出ます。
9/17 第2回精華高校クラブ活動体験会 ミニ公演
「大賢者レオと7匹の子ヤギ」
中学生の皆さん、観に来てね!