(こちらはOさんのメモにて再現)
集合後1時間、「通信」発送作業と振り分けを終え、勉強会に入って少しすると、TMさんが低血圧でソファーに横になりながら話を聞く。
勉強会終わり際に復活されて着席、その後夜会へ参加。最初ノンアルで、その後軽くビールを。
おもむろに「ひろ子先生、私は…混ぜ返すようで申し訳ないんですが、
度会氏が出てくるたび、なんだかもういたたまれなくなって…×(バツ)をつけるんです。」
(私欲のため?文書を書き換えることなどに抵抗があるとの事で、一同凍りつく。それぞれ話すが、どこ吹く風で遠い目のTMさん…。)
この日のメニューは以下のとおり。
(暑いので調理なしの出来合いを購入)
焼き鳥
サラダ
巻き寿司、おいなりさん
パイナップル
色鮮やか!
TさんとTMさんは早めに退出。月を眺めながら徒歩で駅へ。
居残り組は、TMさんの投げかけた〝度会氏への☓〟を巡ってしばし議論…。
と、いったもよう。
* * *
TMさんの〝☓〟は、例えば序章「中世神話への招待」のなかの、「「皇」の字をめぐる争いと神道五部書」「外宮の台頭と伊勢神道の成立」などの節とも関わることなのだろう。
ともかく、山本先生の『中世神話』が読者に恵まれ、写経よろしく筆写され、ああでもないこうでもないとまぜっかえしの議論をしながら、〈読み越えて〉ゆける場が設けられたことはめでたい。
レジュメとははるかに異なる写経レポートを見て、ふいに集団で山に登るのと一緒だと思った。
一人じゃとうてい登れない山も、強力に牽引する先達がいて、中に、後ろに全体を見渡してサポートし、バックアップしてくれる人がいて、と、仲間で登るから多少の不安や体力差にでこぼこがあっても、無事に登り切れるんだなと。
――と、23日の勉強会に不参加のわたくしも、安心して後追いできるわけでした。
(ひとりじゃ、なかなか、このような読み方はできないでしょう)
後期ゼミは8日から、ゼミ終了後は「寺小屋論」『毛坊主考』コース勉強会と懇親会の予定。