『歴史研究』第697号(戎光祥出版 2021)の誌上で告知をされてから、はや2年・・・
『歴史研究』第697号より
刊行を待つ読者から問い合わせの連絡も届いていたと聴く・・・
ゼミ生からもいつ『異神』は再刊されるのですか? と訊ねられること度々・・・
(古書は高値で、図書館から借り出して何度も返却期限を延長するのも悪くて、と)
もうすぐ、この冬には、この春には、夏かな? 秋ころ? と答え続けてはやいくとせ・・・
最近は問うことを諦めたのか、あまり聞かれなくなった・・・が、ついにそろそろ『異神』が動き始めます!
初版は1998年、平凡社刊。
2003年にちくま学術文庫から上下2分冊と装いを新たに再刊。
しかし単行本に収録されていた〝資料〟が文庫版には収まっていないという変更点があり。
(古書で下巻のほうが高いのは、弁才天さんについての章が収録されているからだ、と噂し合ったり。)
文庫版、『異神』下。
今回は、ハードカバー2分冊で、資料も全て収録しての再・再刊です。
ところで現・ゼミ生のTさんが、一昨年開講の和光大学社会人講座「ぱいでいあ」の感想として『異神』にまつわるあっと驚く?エピソードを披露されていますので数回に分けてご紹介いたします。初出は「屋根裏通信」24号(成城寺小屋講座 2022)です。