先日の上映会とトークセッションは

ゼミ長の声がけでゼミ生全員参加。

懇親会では、横浜人形の家の学芸員さんも加わってわいわいと。

なにやら6月の講演会について相談のもよう。

 

山本先生の講演に先立って、

〝物部へ行きます!〟

 

4月からはじまったゼミはまだ数回しか行っていませんが、

フットワークが軽く、ぐんぐんゼミを牽引する。

山本先生もたじたじ。

そんな新ゼミ長0さんの挨拶をご紹介いたします。

 

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ひろこゼミの皆さんへ

                     

いよいよ24年度「ひろこゼミ」がスタートいたします。新ゼミ長を務めさせていただきます、0です。初年度の経験を活かし、フィールドワークやイベントなどの現場に対しても、事前勉強会や振り返り会などを活用して、肌で感じたテーマをなるべくじっくり掘り下げられるようなゼミとなるよう進行していけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。みなさんからのご意見、ご要望をお待ちしております!

今年度は、年間を通じてのテキストを設定せず、逆に色々な本を読んでいくという事で、山本先生の予測不能な出だしの一音を合図に、ジャズのセッションのようにそれぞれの楽器(みなさん)の持ち味がぶつかり合い、聴こえてくる音に反応して自分の新しい音や演奏法が発見できるようなゼミとなれば楽しいなと思っております。時には唄う者あり、踊る者あり、冒険心旺盛のみなさんと最後までゴールの見えない演奏がついに始まります!

 

と、書いてみましたが、もとい。やっぱり「ひろこゼミ」のメンバーで奏でるのは「デスメタル」! 魂のデスボイス(デスメタル特有のダミ声)でみなさんの雄叫びが響き渡る24年度ゼミとなれば良いなと思います。みなさん、スクリーム!!

(「屋根裏通信」31号より)

 

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明日のゼミでは12日は日吉山王祭フィールドワークを終えて、山本ひろ子先生の『異神』を改めて読み返す。前回、ゼミ長は「レジュメをつくるのはじめてなんです」といいながら、ばさりと8枚ものレジュメをつくってきた。『異神』第一章Ⅲ頼豪説話の成立とⅣ鼠の秀倉譚。八王子山や護因なども登場してくるので今から楽しみ。

 

参考文献:山本ひろ子著『異神』上(ちくま学芸文庫 2003)