最近、ふとこんなことを考えるようになりました。


前向きな、ちいさなつまずきや失敗を

いったん肯定して、受け入れてくれる大人の存在は、

本当に貴重だったな、と。


私の留学先の先生が、まさにそういう方でした。

いつも人としてあたたかく、

どんな時も味方でいてくれたことを思い出します。


間違いを正すこと。

正しいことを指摘すること。


それ自体は、決して悪いことではなく、

世の中ではごく普通の行為かもしれません。


けれど、その積み重ねによって、

少しずつ心が蝕まれ、

自分で考えられなくなったり、

自分を見失ってしまう人がいるのも、

また事実だと感じています。


だからこそ、

小さな指摘をする前に、

もう少し長いスパンで物事を見て、

おおらかに声をかけられる大人でありたい。


そんなことを、最近よく思います。


♪ピアノレッスンのお問い合わせはこちらからどうぞ


佐々木世寿ピアノ教室《鍵寿会》


昨日のニュースーンというテレビ番組で

「私とピアノ」というテーマが取り上げられていました。


その中で多く聞かれたのが、


「ピアノを弾く人って、どうやって左右を別々に動かしているんですか?」

「左右を同時に違う動きをするなんて、すごいですね」


という声でした。




大人になってからピアノを再開された方の中にも、

同じ疑問や不安を感じている方は、とても多いように思います。


でも実は、ピアニスト自身は

「左右をバラバラに動かそう」と意識して演奏しているわけではありません。




私の場合、利き手は右手ですが、

利き手には安心感がある反面、力が入りやすく、音が固くなりやすい一面もあります。

一方、利き手ではない手は、力みが少なく、しなやかに動きやすいという長所があります。


どちらの手にも、それぞれの個性があるのです。




そして、左右をバラバラに弾けるようになるために

実はとても大切なのが、


利き手ではない方の音を、同時にきちんと聴けるようになることです。


例えば、右手にメロディがあると、

私たちはどうしてもその音ばかりを聴いてしまいがちです。


ですが、両手で演奏する際には、

左手の伴奏の音も同時に聴こえるようになるよう、意識と練習を重ねていきます。




「それは難しそう…」

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。


でも大丈夫です。


私はこれまで、初心者の幼稚園生や小学生の生徒さんを

自然に両手奏へ導いてきました。


また大人の方でも、

・保育士試験のために

・ウエディングで一曲だけ弾きたい

といった目的のために、

短期間で両手奏まで到達された方を数多く見てきました。




誰でもトライできる、

ちょっとした「コツ」や「練習の考え方」があります。


左右を無理に別々に動かそうとするのではなく、

どこに耳と意識を向けるかを整えていくこと。


それだけで、両手は少しずつ自然に動き始めます。




大人の再開ピアノは、

焦らず、比べず、

ご自身のペースで音楽と向き合うことが何より大切です。


続きは、教室のレッスンにて…。

音楽と向き合う時間が、

ご自身にとって無理のない、心地よいものになりますように。


初回レッスンについては、こちらよりお問い合わせください。


佐々木世寿ピアノ教室《鍵寿会》


先日、久しぶりにレッスンに来てくださった

大人の生徒さんが、こんな言葉を話してくださいました。


「久しぶりにこのピアノの音を出して、

幸せだなぁ…と感じました。」


その言葉を聞いて、

私自身がこのピアノに初めて触れたときの気持ちを

思い出しました。


ピアノに触れること。

音を出すこと。


それだけで、

もう十分に幸せな時間なのだと思います。


久しぶりの再開では、

「前のように弾けるだろうか」と

不安になる方も多いですが、


上手に弾けるかどうかよりも、

音に触れられること自体が

すでに音楽なのだと感じています。


佐々木世寿ピアノ教室《鍵寿会》では、

大人の方の「やり直しピアノ」や

久しぶりの再開を、

その方のペースに合わせて大切にサポートしています。


音と向き合う、

静かで豊かな時間を重ねていけたら嬉しいです。


その幸せな時間を共有できて、

私にとっても、とても心に残るレッスンでした☺️



当教室レッスンについては下記リンクよりお問い合わせください。

佐々木世寿ピアノ教室《鍵寿会》


鍵寿会では、大人のピアノ再開の方だけでなく、

長くピアノを続けてこられた上級者の方のレッスンも行っています。


ここでいう「上級者」の目安は、

ツェルニー30番修了、40番以降に取り組んでいる方、

バッハのインヴェンション・シンフォニアを終え、

ベートーヴェンのソナタやショパンのエチュード、スケルツォ等が

演奏可能なレベル以上としています。


一見すると、

このあたりの曲目に取り組まれている方は、

十分に上級者に見えるかもしれません。


しかし実際にレッスンをしてみると、

基本的な部分が整理されないまま、

曲目だけが先に進んでしまっているケースに、

これまで何度も出会ってきました。


拍子をどのように感じているか。

フレーズをどのように捉え、表現しているか。

音の方向性や、身体の使い方はどうか。


曲が難しくなっても、

こうした部分がご自身の中で確立されていないと、

演奏はどこか落ち着かず、

「弾けているはずなのに、しっくりこない」

という感覚につながってしまいます。


大曲や難曲にチャレンジすること自体にも、

もちろん多くの学びはあります。

しかしその前に、

小品をひとつひとつ、丁寧に、素敵に弾けることが大前提だと考えています。


鍵寿会では、

ご自身のご希望の曲にトライしていただきながら、

同時に、小品やシンプルな作品にも取り組んでいただくことを

大切にしています。


曲のレベルは進んでいるけれど、

演奏していてどこか噛み合わない。

音楽がまとまりきらない。


そんな方々を、

小品を通して、音楽の基本に立ち返る時間へと、

これまでもゆっくり導いてきました。


繰り返しになりますが、

基本を飛ばして上達することはありません。

上級者であっても、

どこかの段階で立ち返ることは、必ず必要になります。


小品の中には、

拍子感、フレーズ、音の方向性、身体の使い方など、

音楽の本質が凝縮されています。


上級者だからこそ、

ご希望の曲に取り組みながら、

あえて小さな作品に立ち返る時間が、

結果として演奏を大きく前進させることも少なくありません。


鍵寿会では、

音楽がご自身の身体を通して自然に立ち上がる方向へ整えていくべく、一人ひとりに合わせたレッスンを行っています。


ピアノを再開される大人の方のレッスンで、

よく感じることがあります。

それは、指のことを過剰に気にされる方がとても多いということです。


「指が動かなくなってしまった」

「昔より指が弱くなった気がする」

再開の際、こうした不安を口にされる方は少なくありません。


けれど、

ピアノは指だけで演奏しているわけではありません。


ピアノを弾くのは、

まず指よりも音楽ありきなのです。

そして、ご自身の奏でる音をよく聴きながら、

音楽を奏でる際に自然な身体の使い方や、

意識の仕方を少しずつ覚えていきます。


実際に、

「指が動かない」と感じている場面をよく観察すると、

問題が指そのものにあるとは限らないことがほとんどです。


私がそうした方を拝見するときに大切にしているのは、

弾けない場所の指以外の部分が、

きちんと支えとして機能しているかどうかです。


坐骨で椅子に座れているか。

足底で床を感じられているか。

肘や手首に無理な力が入っていないか。

リズムやフレーズを、どのように感じ取っているか。

音をどの方向へ届けようとしているか。


こうした点を一つずつ見ていくと、

指先に頼らなくても音が変わり、

弾きやすさが戻ってくることは少なくありません。


経験上、

指先に意識が集まりすぎて良い結果につながったことは、ほとんどありません。

むしろ、指先ばかりに意識を向けることで、

身体が緊張し、動きが固まり、

結果としてチグハグな使い方になってしまうことが多いのです。


実は、

指先よりも先に意識した方が良い場所がいくつかあります。

鍵寿会では、

そうした点を丁寧にお伝えしながら、

無理なく音楽と向き合える状態をつくっていきます。


大人になってからの再開だからこそ、

身体の感覚や音の変化を落ち着いて受け止め、

理解しながら進めていくことができます。


自分を責めるのではなく、

今の自分の状態を見つめ、

ゆっくりと歩みを整えていくこと。


鍵寿会では、

大人の再開に寄り添いながら、

楽しみを失わずにピアノと向き合える時間を、

これからも大切にしていきたいと考えています。



レッスンのお問い合わせは下のリンクからどうぞ。

佐々木世寿ピアノ教室《鍵寿会》


ピアノを再開しようと考えたとき、

多くの方が不安に感じるのが


「この年齢からでも本当に上達するのだろうか」

ということです。


特に40代、50代以上の方からは、


「もう若くないし…」

「昔のようには無理なのでは」


という声をよく耳にします。


鍵寿会では、これまでも40代・50代以上の方のピアノ再開を数多くサポートしてきました。

その中で強く感じているのは、

上達に年齢は関係ないということです。


むしろ大人の方は、

講師の説明を落ち着いて受け止め、

楽譜の捉え方や身体の使い方を理解しながら、

ご自身に合った弾きやすさを見つけていく力があります。


そうした積み重ねによって、

無理な力が抜け、練習時間も自然と短くなり、

結果として上達のスピードが上がっていく方もこれまで沢山みてきました。


「大人のピアノは所詮はお遊びでは?」

と言われることもありますが、

実際のレッスン現場では、

多くの方が着実に変化し、前に進んでいく姿を見ています。


年齢やブランクを理由にためらう必要はありません。

今の自分に合った形で音楽と向き合うことが、

再開の第一歩になります。



当教室のピアノレッスンにつきましては佐々木世寿ピアノ教室《鍵寿会》からどうぞ。


 忙しい大人の方には、

短い小品や短い練習曲がおすすめです。


憧れの一曲は持ちつつも、

平行して短い曲をいくつも進めていく方と

音・リズム・表現など多くの学びが得られます。


長い期間大曲に取り組むのも偶には良いですが、

やり直しピアノの日常のおともとしては、

まずは短い作品から始めるのが無理なく続けるコツです。





おすすめ① ギロック《叙情小曲集》


大人の感性にも合いやすく、まだ演奏の勘が戻らない再開時に特におすすめです。


性格の違う曲を通して、タッチやペダルの使い方も学べ、何より美しい曲が多いのが魅力です。

ブルクミュラー25の練習曲が数曲弾ける程度で取り組めます。





おすすめ② ツェルニー100番練習曲


「今さらツェルニー?」と思われがちですが、

実は王道中の王道。


短く無理がなく、忙しい大人の方にも取り組みやすい一冊です。

拍子感、テンポ、譜読み、伴奏形、バランス、音階など、

多くの基礎を自然に身につけることができます。


後半に進むにつれ内容も充実し、

ここまで来ると演奏の世界が広がります。

当教室では、やり直しの過程で「目から鱗」と感じる方が多い教材です。




おすすめ③ プレ・インベンション


バッハが苦手な方にはこちらがおすすめ。

バロック時代の美しい小品がまとまっており、

ページ数も少なく取り組みやすいのが特徴です。

左右をバラバラに動かす音楽ばかりでピアノを弾く上では欠かせないとても良い教材です。特に冒頭の小さなカノンは応用力が高く、良い練習になりますが、少々コツが必要で、教室独自の練習法をレッスンで伝授しています。





音階練習について


音階が苦手な方には、

短い音階がまとまったリトル・ピシュナを取り入れることもあります。


ただし当教室では、

音階を美しく弾くための根本的なコツを、

ソナチネなどの音楽の中で身につけることを1番に大切にしています。

そうしないと、音階のための音階になりかねないからです。


そのほか、

お好きなゲーム音楽、合唱伴奏、ポップスなどをエチュードがわりにレッスンすることも可能です。


ただし、どの曲を弾く場合でも、

メロディ、リズム、ハーモニーの三大要素を感じた基本的な練習は必ずその後の演奏に生きてきます。


足りないと感じた時には、必要に応じて基本に柔軟に立ち返る。それが大人のやり直しピアノの中でも何より大切だと考えています。




レッスンについては佐々木世寿ピアノ教室《鍵寿会》までお問い合わせください。


 佐々木世寿ピアノ教室《鍵寿会》講師の佐々木世寿です。

 

大人になってからのピアノ、さてどこから見直しましょうか?

 

 

久しぶりにピアノを弾くと、

指が動きにくい、身体に力が入りすぎる…

そんな感覚を持たれる方も多いかもしれません。

 

けれどピアノをする上で意外にも

指よりも大切なものがあります

 


私は音を出すために1番大切なのは体幹、坐骨であると考えています。

実は指は枝葉であるという事に気が付かない方は多いです


 

まずはじめに

「どう弾くか」ではなく

「どう座っているか」

 

椅子に安定して座れると、

腕や手は自然と自由になります。

 

指を強く動かす練習を頑張らずに、

短い小品をたくさん弾きながら、

自分の出す音に耳を向けてみましょう。

 

レッスンでは今のご自身に合ったピアノとの向き合い方を

丁寧に確認していきます。

 

初回レッスンのお問い合わせ

佐々木世寿ピアノ教室《鍵寿会》HPのお問い合わせフォームより承っております。

 

仙台市青葉区国見ヶ丘 大人のピアノ教室

佐々木世寿ピアノ教室《鍵寿会》



2025年11月のピアノリサイタルWith Mozartより