すっかりご無沙汰してしまったブログです

なぜ間が空いたかと言うと、理由はシンプルで、表向きの理由は「いそがしかったから」です。春から初夏にかけて45以上のプロジェクトを完了させてました。それを成功させるためにとてつもない量の植物が各現場へ収まるように狂ったように図面や3Dソフトや資料を見返し、ありとあらゆる方法でシミュレーションし、船やトラックやこれまたありとあらゆる方法で輸送し、現場に合わせていく。

 

「よくもまぁ こんなに莫大な植物をハンドリングして毎回毎回そんなにぴったり合うもんだ」

 

植栽を納入する現場に行くとあまりにもうまくいくことが多いので、毎回そのように他人事にように思ってしまいますが、10秒くらい経つとすぐに自画自賛に切り替わり、

 

「やっぱおれすげー」となります(爆)

 

 

下記は、公表できるプロジェクトの一部を添付しておきます。

 

 

 

 

世界らん展2019 -花と緑の祭典-

 

 

 

 

 

神戸国際会館SOL 20周年リニューアル 水景広場

 

NHK エンタープライズ ”SHIBUYA FRIENDSHIP RECEPTION”

 

中山寺総持院

 

etomo(エトモ)あざみ野 


BAUME official launch party & Pop-up store

 

ケアリイ・レイシェル ジャパンツアー2019

 

 

ロエベ 「パウラズ ロードトリップ」ポップアップ ストア 銀座ソニーパーク 

 

ELLE ×「ロエベ」“パウラズ イビザ”スペシャルナイト 大阪・阪急サン広場

 

goop TOKYO pop-up & café 

 

「信州花フェスタ2019 〜北アルプスの贈りもの〜」
そら植物園・西畠清順による信州産サボテンのインスタレーション

 

清水寺

 

今のアフリカ

 

 

大阪青年会議所 FAMIFES 2019 with SDGs MIRAI KAIGI

ハイアット プレイス 東京ベイ(これはCGだけど、こんな感じでちゃんとできてます)

 

個人邸

 

以上、今年の春完成したプロジェクトの一部でした。

 

もちろん今もたくさんのプロジェクトが進行中で、現場に行ったりプランを作ったり、プレゼン準備をしたり、植物を仕込んだり、調達しに行ったり。その数は海外の案件も増え始めて70以上にのぼります。

 

それからまたさらには関連会社合わせて100件以上のメンテナンス・貸し鉢のお得意先があり、加えて様々な企業や行政機関やプロジェクトの顧問やアドバイザーを掛け持っているので、歯磨きしてる時間、風呂入ってる時間、ウンコしている時間、寝る1秒前まで仕事をしています。


とまあ ここまで書くと、今回のブログは 「ここまでいそがしかったのだから、ブログ書けなかったのはしょうがない、本当は三日坊主ではないんですよ」的な「セコい」いい訳が自己満足的にできたと思うのですが

 

この際、ブログが書けなかった裏向きの事情を言っちゃいます。

 

それは、「活字の納期に追われていたから。」

 

月に色々な事情で何万?何十万?字という 納品しないといけない執筆や文字対応に追われていたのも確か。それを書かずしてブログを書いていると流石に、、、という自分の中での葛藤がありました。

普段は地下足袋履いて土にまみれてオラーってやってるイメージで売ってるのでアレですが、そういう植物仕事を完成させるための毎日の気絶するほど細かい指示だしや作業はもちろん、大きな金額を請け負って世間にそれを返す上で、避けて通れないのが自分の言葉の納品です。 

(インスタグラムは、別腹として日常の安否確認くらいはしてもらえるように更新しています)

 

ということで、最近そんなよくある日本の中小企業の社長みたいな普通に忙しい日々を過ごしている中で、落とし穴があることに気がつきました。

今世間でも話題になっている”闇営業”。

反社の人と付き合うのは論外ですが、誤解を恐れずにいうと、個人的にはこの騒動が大きくなった根本的な原因は結局「セコさ」からくるものではないかなと思ってます

 

うちもこれだけの仕事を回してると、たくさんの関係者、スタッフが否が応でも携わることになるので、その中にはセコいやつは必ず一定量います。

そういうセコいひとの行動は割とパターン化されてて、

 

①チームや会社を通じての活動の中で、その周りにあるものに興味が湧く

②いつの間にかそれが、興味から個人単位の欲へと変わり どう個人利用できるか考える

 

③バレないはずだろうと目の前の小銭に目が眩んだり、抜け駆けして私利私欲に走る

④バレそうになったらウソにウソを積み重ねる
 

⑤ウソが発覚し観念したら弱者のふりをして同情してくれそうな人に泣きついていく

⑥同情してくれそうな人や本当のことを知らなさそうな人がいたら、懐に入って弱者商法から被害者商法に切り替えて、「こんな大変な自分を助けて」というキャンペーンを開始する(大概それはお天道さまの下ではなく、飲み会だったりコソコソな場所が多い)

あなたの周りにもいませんかこういう人。笑 
 

こういう人は大概自分の中に「セコさ」がいることに気がついていない。何故なら「セコさ」はセコい人に当たり前すぎるくらい染み付いていてセコい人は自分を客観視できないからです。だけれども「セコさ」は外から見れば言動や顔に必ず現れますよね。

 

日陰の木は常にどこに手を伸ばそうか考えているから裏表がある。逆に、日当たりの木は風当たりも強いけど裏表がない。

 

芸人さんの場合は、アレだけ大きなスケールの中で風当たりに耐えながらやってきたはずなのだから、上記とは少し違うと思うし、松本人志さんがいう通り、会見で謝ったからと言って「悪が善にならない」とは思うけど、本当にもったいないなーと思った。ちょっとのセコさが、④の段階で飛躍してしまう。ミスが許されない世の中だからディスられるとわかっていても、自分の選択なら最初から言っちゃう方がよかったなーと。


ただし、世間は必ず弱者的な人の味方をしてくれます(本当は弱者なのか、したたかなのかは別)。それが人間というもの。そしてリーダーたちは「セコい」奴を「セコい」と感じる、自分の「セコい」気持ちと常に戦わなければならない。笑

 

だからうちの会社ではそういうのも面倒なので、ルールを敷いて、個人情報や会社情報の管理は力を入れてて、社員たちには会社を利用して私利私欲に走れないようその基準を定めて雇用契約を結んでて、それに加えて「セコい」人が取引先と密に繋がると契約してても上記のようなことに発展したり取引先と関係が崩れるのを考慮して、セコくない人を 重要ポストにおいたり、顧客対応などに当ててます。

 

それにしても話は変わるけど、世界的に「セコい」と有名なネリにパヤノが負けたのはショックでした。

しかし、その後にはパッキャオが無敵の若手を打ち砕いてくれて胸が熱くなりました。 どんなに打たれても前に進むスタイルと生き方が素晴らしい。パッキャオのような日当たりで輝く存在は眩しく、健全で健康的だ。

 

そんな今日はぜひ、steve miller band のthe joker が聞きたい。

 

 

 

 

ぶっとばしてくれるんですよね。 なんか。サイコーにお洒落な一発です。

そういえば、この曲、15年前に出会った、めちゃめちゃ「セコい」スペイン人植木ブローカーに教えてもらったんだった!汗 

 「セコい」とわかるまでは仲よしで、音楽の話で盛り上がっておれがサブライムが好きだと言ったら教えてもらった一曲。

その「セコい」スペイン人の話はまた今度。