こんにちは、青樹庵の白鳥瑞樹です。
このたびは御悔やみのお言葉をたくさんいただきまして、ありがとうございます。
あれから約3ヶ月が経ちますが、まだ周辺ばたついております。
叔母(青樹庵)は、ご存知のとおり繊細な一部分もありながら、
その他ほとんどが豪快!というか、ざっくりとした方だったので、亡くなった後色んなことがいまだ迷宮入りしており^^;
…いや、これも、まだ生きようとしていた証だなと思うのです。
我々も、何度めかの復活を信じていました。
そんな青樹庵を偲びつつ、解明できぬ謎を紐解きながら、
牛歩ですが、なんとか運営を再開しました。
どうぞよろしくお願いいたします。
叔母である青樹庵とは、私が生まれたときに「米」というあだ名をつけられて以来、ずっと側で母親代わりとなって色々なことを教えてくれました。
その一つが、算命学、陰陽五行論でした。
ここに、叔母が最期に私に教えてくれたことを記そうと思います。
かねてから「息をひきとる」という言葉に引っかかっており、息を引き取るのだから、つまり吸って終わるものだ、
そういえば、ドラマでも、
かっかっか、、、、と息を吐けなくなってガクっとするよな。
なんて浅はかに考えていました。
赤ちゃんは、息を吐きながら=泣きながら、生まれてきますね。
吐いてでてくるのだから、亡くなるときは吐けなくなって終わるのです、というと、いかにも陰陽論的な説明となり、
なるほどと勝手に合点していたのでした。
ところがある時、青樹庵にそんな質問をすると、
「人によるんじゃなーい」という答えでした。
それはずっとテキトーな返答なのかと思っていましたが、そうでもなさそうです。
叔母は、息を吐いて逝きました。
実は、、、叔母が逝った1週間のうちに、
私はもう一人を、目の前で看取りました。
すると、その人も、息を吐いて逝きました。
看取りをたくさんしてきた医師に聞くと、
どうやら病態や状況によるらしいのですが、
人による、という説は正しそうです。
呼吸にも陰陽があり、陰(吸気)、陽(呼気)です。
呼吸、という漢字からすると、吐いて吸う(陽陰)
となりますが、実際は陰陽の陽で終わりました。
運命といっしょで、終わりの呼吸でさえも人それぞれなのですね。
これが私に教えてくれた、人生最期の叔母の講義でした^^。
瑞樹