青樹庵です。
兄から電話が有りました。
兄「どうしちゃったのよ、メールしたのにさ」
わたし「???」
兄「食事でもしないってメールしたんだよ。返事も無いからさ、ありゃー、こりゃ何かあったのかなって…」
わたし「あーら、返信しましたよー」
兄「え、あれ、そぉー、あれ、見てないな」
わたし「はい、食事いつにしましょって、すぐに返信しましたよ」
兄「あらー、そうなの、しょうがないな」
とか、ぶつぶつ言っていました。
やっぱり88才にもなるとメールが来ても判らなくなるのかなって、年齢的に明日は我が身と思うと、ちょっとばかりおそろしい。
兄「ときにね、近々食事しませんか。ぼくがご馳走します」
わたし「あぁ、いいですね」
ウマイものには目の無いわたしはニコニコしながら即答しました。
兄「ほら、このまえ、米寿の祝いのときにお祝いもらったでしょ。ぼかぁね、お返ししないと気が済まない人間だから」
え、あれって、たしか5月じゃなかった?お返しにしては間が空き過ぎじゃないの。
といって、真夏のお誘いはお断りだけど。
秋になると、こちらも誘い、あちらからも誘われる。多くの人と会える良い季節です。
兄「あのとき一緒に貰った上着もよかったけどさ、あのYシャツ、どうやって選んだのか知らないけどカッコいいのよねー。紺のスーツによく合うんだよ」
センスが良いと云え!
白にうすいピンクのストライプ、ピンクって意外に高齢者に似合うんです。
「それで、ときどき着ているんだけど、せっかく贈っても着てもらわないと淋しいでしょ」
って、着ているから有りがたく思え。みたいな、あいかわらず上から目線で恩に着せて、
兄「ぼくも何か着るものと思ったんだけど、変なもの贈っても誰かに上げちゃうんじゃないかと思ってさ」
あー、それは有るかも(笑)
兄「それじゃ○○日に銀座で会いましょ。うまいものご馳走するから」
エラそうに云って電話を切りました。
ふむ、銀座かぁ。
なにをご馳走してくれるんだろ。たのしみです^^
青樹庵
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