青樹庵です。
この前、とてもショッキングなメッセージをいただきました。
「人間の寿命を測ることができますか?」
なんでも、或るお寺のお坊さんが、算命学で人の寿命を測る研究をされたとか。お寺の名前まで克明に書いて有りました。
算命学では鑑定に関して禁じていることが有ります。
1つは「犯罪について」で、
犯罪をおこしやすい宿命星を持っている場合でも、けっしてそのことに触れてはならない。
1つは「寿命」です。
大運や年運の流れから、
死の時を予測できたとしても、決して云ってはならない。
これらは掟なんです。
鑑定者するときの大前提は『愛』です。
「運命の世界」は、最初に愛有りきから出発します。
人間には『運の流れ』というものがあります。
これは人の力で動かせるものではありません。
そういう決まりの中で、
クライアントさまのお悩みを解決する。
どうすればいいのかをアドバイスするのがお役目です。
ここで注意しなければならないのは、
あくまでも自分はアドバイサーである。これを忘れないこと。
アドバイサーの立場から冷静に事態を見ること。
相手の身になってしまうと、見えることも見えなくなります。
アドバイスする人間が「死の予告」など出来ましょうか。
医師からガンの宣告を受けるより恐ろしいことでしょう。
運命の世界で解決しなくて、
もう、どうにもならなくなったときに手を差し伸べるのが「宗教の世界」です。
ここは『情』ですべてを受け入れます。
あなたはあなたのままでいい。佛にすがれば生きることがラクになると救ってくれる究極の場所です。
そういうところに居るお坊さんだからこそ、人の寿命を研究されたのでしょう。
俗人とは視点が異なると思います。
算命学を学びたいという興味が「人の寿命を測る」ことならば、方向が違うと思います。
算命学は「人を愛し、人を幸せにする」道を見つける学問です。
青樹でした
親の生まれ月と子の関係