青樹庵です。
およそ人が住むところには
大昔から現代にいたるまで、占いや呪術は魔を祓い吉を呼ぶ秘法として珍重されています。
凶兆や魔性のものを避ける
伝統的な呪術の1つに『物忌み』というのがありますが、
昔、インドの伽毘羅国に桃の林があり、
そこに『物忌み』という名の鬼が住んでいましたとさ。
この鬼は生きとし生けるものに
ご利益を与えるという請願を立てていたそうな。
それで『物忌み』と書いたものを持っていれば、
この鬼が守ってくれるので、
魔性のものは近寄れないのだと云われていました。
陰陽師が占った凶日には、
この『物忌み』と書いた柳の枝を冠や髪、御簾に差して魔を避けていたのだそうです。
わたしは『まじない』として、
守護神シールをあちこちに貼っています。
守護神色は吉を呼び、光る石は凶兆や魔を避けます。
昔から今に至るまで、
こうした『まじない』に或る意味で人は救われているのですね。
わたしは、理論としての『占い』をいたしますが、
個人的には呪術も大好きです。
青樹でした
運の力はこんな形で出ます