青樹庵です。
11月12月1月は万全の体調で、、毎年そう思っていつもより気を配っています。
まぁ、人間の願いなんて儚いもので、
ここぞという大事なときに簡単に風邪を引きました。
防御は外出中のマスクやら手洗い食事など、
生活の中で70%くらいは健康を維持する行動をしているのに、
病気のほうは、実にあっさりと、簡単に、こちらの防御を蹴散らかして侵入する。
地震や台風とおなじだなあ。
愚痴っているのはわたしの「私人」で、
すでに「鑑定書」のご依頼を受けている責任を持つ身です。
具合が悪くなり出したとき、最初に頭に浮かんだのはこの事でした。
万一、どどどどっと悪くなったら?
高齢者の風邪は肺炎という強敵がいます。
風邪の第1日目、ノドが痛み出したときに、弟子の1人に電話をしました。
「万一の時はご依頼者さんに事情をお話しして返金してほしい」
こちらもいきなりの風邪であたふたしていましたが、
とつぜん変な電話を受けた弟子のほうは青天の霹靂 「えっ、はぁー、あのー」 返事にならない返事で、しどろもどろの応対です。
わたしは自分のパソコンの暗証番号、名簿の場所などを細かく指示しました。
ようやく事態をのみ込んだ弟子は
「やけに元気そうな声ですけど? 単に風邪なんですね、うふん、、」思いなしか声も明るくなり
「はい、ご安心ください。なにか有ったときは責任を持ってお伝えします。早く風邪を治してください」と云ってくれました。
「明日、生きていたらメールするね」
「ん?」
安心したわたしは、風邪の初期手当に集中しました。
あ、翌朝「生きているよー」メールしたのは云うまでもありません。
反省すべき点は、わたしの年令や健康に関係なく、
何かをお受けしたときは、後事について誰かに頼んでおかなければいけませんね。
またひとつ貴重な体験をしました。
青樹でした
気の毒な星を持つ人