青樹庵です。
鑑定をしていて、
「この10年間は幸運でしたでしょ」と云っても、
「さぁ、それほどでもなかったです」
と答える方もけっこう居ます。
人間て、不運な出来事には敏感なのですが、
幸運に対してはあまり感じないところがあります。
たとえば健康なときは
身体にたいして何も感じないわけです。
胃が痛いとか、
少し熱が有るとか、
どこかが少しでも悪くなると、
薬を飲んだり休んだり気をつかい出します。
じつは、
「さぁ、どうだったかしら」
と思えるような時期は、運の良い時なんです。
なにも感じないから、
10年くらいはすぐに過ぎてしまう。
不運なときは、ひどく感じますから、
10年が20年くらい長く思えるのです。
運が良いとは、
成功する時とか
お金持ちになることだけではない。
そのへんに誤解が有るようです。
何も感じないときこそ、
その至福な時を味わって過ごせるといいですね。
青樹でした
気をたもつには