青樹庵です。
『占いのルーツ2』です。
大昔の西洋では、
天はドーム型になっていて、
ずっと昇って行けばやがては天に届くと思っていたようです。
そして、星たちは、
そのドーム状のところにちりばめられていると
考えたのですね。つまり平面思考です。
こういう捉え方は、
いまから見ると
じつに非科学的なものだったわけです。
そこで、
宇宙における立方体や平方体を計算する必要が出てきました。
それが数学が発達する基礎になりました。
以後、西洋では『占い』は置き去りにされ、
数学や科学が発展することになります。
東洋での『占い』は中国で始まりました。
ところが古代中国人の宇宙観は、
西洋人の思考とはまったく違っていました。
星そのものを
見るというよりも、
星や月の変化に注目していきましたよ。
そのために、運命の見方も大きく異なることになります。
つづく
ケガをしやすいときは