青樹庵です。
ちょっとまた運命の世間話をしますね。
前に「大家族」と「核家族」について書きました。
家系が長く大家族のなかで育つと大きく伸びもしないが大きく落ちることもない。
なぜだと思いますか。
守り型の生き方になるからなんです。
家系を守るには冒険する必要はない。
親の生き方や祖父母の生き方を見て育つうちに、本人に意識がなくても自然と守り型になっていきます。
だいたい1代で大きく成功する人を見るとほとんど「核家族」で育っています。
なぜでしょう。
攻撃型の生き方になるからです。
核家族には守るものが少ない。
開拓して手に入れていく必要がある。
そのためには積極的に動かなければならない。
父親も母親も、家族のため社会で伸びるために懸命に働いて生きている。
その背中を見て育っていくうちに、自然と攻撃型になっていきます。
のんびり人の後から歩くなんて考えはしません。
追いかけ追い越せで進みます。
バイタリティがある。だから大きく成功します。
運の形から見ると「体力運」となりますよ。
体力と運が比例する形。
ですからね、
人によっては体力が落ちる50代くらいに力尽きる。
体力が落ちれば精神力も落ちる。
中年期でガタっと落ちてそこで人生を学びます。
人間的に大きくなり60代くらいからまた昇っていくパターンになります。
では大家族のなかで育てば一生安全かというと、そうともかぎりません。
運命的に弱い子は
親が何かが有って落ち込むと、一緒に落ちてしまうばあいがあります。
たとえば親が祖父母と争ったりしてもです。
巻き込まれるわけです。
そして「こんなゴタゴタする家にいるのはイヤだ」といって出ていく子がいるわけです。
要するにその家に合う人間が残り
跡を継いで長い家系が守られていくんですね。
また世間話を書きますね。
青樹でした。
人の心が分かりますか