青樹です。
春愁というコトバ好きです。
「憂い」はなやみとか悲しみのイメージつきまといますが、
「愁い」となるとロマンの香りがしますものね。
さがしてみましたが秋愁というコトバは無いですよ。
愁いとわざわざ書かなくても秋はもの思いにふける時だからかな?
秋をぶんせきしてみました。
“木”の葉が“火”で燃えるように赤くなる季節だから「秋」と思いますか?
もみじのイメージですよね。
ほんものはチョットちがうみたい。“禾”は稲に穂が実ったものをあらわします。
“火”はそのまま火です。燃える火ではなくて太陽の日となります。
『秋』とは、刈った稲を日に干している様子を表しているのでした。
でも、木の葉が火で燃えるように赤くなる連想のほうが愁いがあると思いません?
あなたは「愁いの秋」が好きですか。
それとも「食欲の秋」といきますか。飽きるまで食べる“飽き”のほうですね。
わたしは昼間は「食欲の秋」ですが、
夜は本のページなどをめくりながら「愁いの秋」で、ひそかなため息なんてのが好きです。ん~!(あれ、ステキなため息は、どう書くの?)
はぁ、ひぃー、ふぅ、へ、ほ~、
ふーん、なるほど、「はひふへほ」は愁いのコトバであったか。
もっと見る → みんな持っている「病のタネ」
青樹でした。