ご利用者様の見事な包丁さばき、生き生きとした表情、笑顔と同時に、職員の楽しそうな生き生きとした姿を見る事が出来ました。
お好み焼きづくりでは、前回同様、ご利用者様の見事な包丁さばきを拝見致しました。
若い男性介護職員がキャベツを切ると、A様が「それじゃだめよ。もっと小さく切らんと。」と教えて下さるという場面がありました。
また、目の見えないご利用者様や、料理作りはされないご利用者様にもその場に参加していただきました。
にこにこして見ておられたり、楽しそうに話をされていました。


お好み焼きを焼くいいにおいが、フロア中に広がりました。
最近食事をとれていなかったN様が、はしを持たれお好み焼きを食べて下さいました。
退院後、食事を2~3口食べて「いらない。」と首を振られていたY様が食べて下さいました。
体調を崩された後、食事をご自分でとられようとされず全介助になっていたK様が、スプーンを持たれご自分で食べられました。
食べていただきたいという思いばかりで、いつもただただ「食べて。」「がんばって。」と介助をしたり、お願いしたリしています。
そうではなく、ご利用者様の食べたいものや環境をつくっていく事が大事だと考えさせられました。
また、一日バタバタしたのですが、ご利用者様も職員も生き生きとしていました。
職員だけがバタバタとするのではなく、ご利用者様と一緒に過ごせた一日の様に感じました。

特別養護老人ホーム誠和園 介護職員
