欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)は、財政難に陥っているアイルランドに対する緊急支援策を11月末にも発表する見通しとなった。


11月21日付の英国紙サンデー・タイムズは、支援規模は、ギリシャ危機を上回る13兆円(1200億ユーロ)に達する可能性があるという。


支援交渉の争点となっているのはアイルランドの極めて低い法人税率。

12.5%という欧州最低水準の法人税率は、財政危機発生後も据え置かれたまま。


アイルランドの突出した低法人税率による外国企業誘致策は、フランスをはじめとする欧州主要国が不快感を示してきたものだ。

今回の財政危機をきっかけに15%程度への増税を求められているが、アイルランドは今のところ強く反発。

フランス・サルコジ大統領のほうが譲歩する見通し。


アイルランドは、金融危機後、経営状態が悪化した銀行に対して多額の公的資金を投入。

同国の国債利回りが高騰し、財政危機に陥っている。


スペイン、イタリアなども同様の財政危機に陥る可能性があり、EUとしては連鎖的な危機の拡大を何としても避けたいところ。

各国間の利害の違いを言っている段階にはなく、大規模な財政支援がまとまる見通しとなった。





アトピーの原因と食事

アトピーと油

米連邦準備制度理事会(FRB)は、連邦公開市場委員会(FOMC)で、2011年6月末までに新たに6000億ドル(約50兆円)の米国国債を購入する追加金融緩和を決めた。


これを受け、79円台に突入するかと見られていた円高・ドル安が一定の揺り戻しを起こし、日経平均株価も輸出関連株を中心に200円近く上昇した。


ただし、市場では「想定の範囲内」と受け止められ、「(円高の)反転の決定打にはならなかった」との見方が大勢を占めているようだ。


同時に、欧州中央銀行(ECB)も11月4日、ドイツ・フランクフルトで理事会を開き、

ユーロ圏16カ国の政策金利を過去最低の1%に維持することを決め、

英国中央銀行・イングランド銀行の金融政策委員会において、0.5%という現状の過去最低金利水準を維持っすることを決定。また、中期国債を買い取るなど量的緩和策は、2000億ポンド(26兆円)の枠を維持する。


日米欧の中央銀行は、国債買取など、過去類例のない金融緩和を行い、資金を供給し続けている。


これでなんとか、経済の底割れや各国の財政破たんを先延ばしし、カネをばらまき続けているわけだが、

問題はこれがいつまで継続可能なのかということだ。


不況下での通貨バブルが膨らみ、債権暴落の危険を指摘するアナリストも出始めている。