基礎ってなんやねん | 塾長の悪あがき

お久しぶりでございます。

全然更新しないので、次にサイトを構築するときはブログを連携するのをやめようかな…っくらいの気持ちになっています(笑)

 

 

昨日、青山学院大学 理学部 の受験に行っている生徒から、

「今日の問題、これ分かんなかったわー・・・」

ってメールが来ていて、仕事終わりになぜかそれを解かされるという(笑)

 

 

やっぱり、普通の問題でも、本番になると、簡単なところでしくじってしまったり、行き詰ってしまったりするものです。

勉強するときには、難しい問題を攻めていくのも大事ですが、とにかく基礎的なことを、しっかりなじむまで定着させるというのが、どの受験においても大事ですね。

特に数学Ⅲなんかは、そもそも「基礎的なこと」自体が受験生にとっては難しいので、毎年、試験問題を確認するたびに「あー、基礎大事だよねー」と思います。

 

そう!この「基礎」ということば。

「基礎」を、割と「簡単なこと」と理解している人が多いように思います。

 

でも、実際は、それとはちょっと違って、僕らが「基礎」という言葉を使うときには、

いろんな問題を解くための根元の部分になる「重要なこと」を意味していることが多いです。

 

・・・伝わりにくいな・・・

 

たとえば、家でネットがつながらないときに、

「とりあえずのつなぎ方を覚える」んじゃなくて、「通信のしくみを学ぶ」

・・・に近い感じでしょうか。

 

通信の仕組みが分かれば、トラブルがあったときにどこに問題点があるか特定できたり、「こうやってみたらこうなった」という結果から、原因特定や解決方法を考えられたりしますよね。

 

何が言いたいかっていうと、「基礎」を勉強するのには、とても時間がかかるってことです!

特に、「理解しなくても、覚えてしまえばOK!」みたいな勉強ばかりしている生徒さんは、結構早い段階で壁にぶつかることが多く、そもそも「理解する」って何なのかを体験させていくだけで時間がかかってしまいます。

 

 

どうしてもまだ塾に行くことができないというご家庭では、

「基礎とは何なのか?」

を少し意識してもらうと良いかもしれません。

 

 

このあと、まだまだ受験と合格発表が控えている状況なので、ブログなんて書いてないで、仕事します~

あ、そうそう、つい最近、国立高専と国立大学の合格者が出て、少しテンション上がってます(笑)