今週、リアム・ローソンがF1マシンを運転し、次期アメリカGPからダニエル・リカルドに代わってRBを務めることが発表された。
彼はムジェロ・サーキットでのピレリのタイヤテストに参加し、天候が回復した水曜日には、マクラーレンのランド・ノリスとフェラーリのカルロス・サインツ、シャルル・ルクレールと共に走行した。
ピレリのエンジニアは2025年型コンパウンドの開発に集中し、マクラーレンは2026年型タイヤのプロトタイプをテストした。
セッションは湿ったスタートから始まり、最初はインターミディエイトタイヤを履いて走行したが、路面が乾くにつれてスリックタイヤに履き替えた。
この日の走行では約400周が完了し、ノリスが118周を走行してベストタイム1分21秒302でトップに立ち、続いてローソンが116周、ルクレールが79周、サインツが77周を記録した。
ローソンの参加はピレリに有益なデータを提供し、彼にとってもアメリカGPに向けて再順応する機会となった。
ピレリは2025年コンパウンドの開発プログラムを進めており、次のテストは10月25日のメキシコシティGPのフリー走行セッション中に行われる。
また、2026年型プロトタイプタイヤの作業は、アルピーヌチームのラバカーを使って11月13日と14日にフランスのマニクールで再開される予定だ。