F1におけるルノーのエンジンサプライヤーとしての役割は、間もなく終焉を迎える見込みだ。
アルピーヌは親会社製の動力源を使用しているものの、2026年シーズンからはメルセデスとの契約を結ぶ方向で進んでおり、早ければ来シーズンからのコラボレーションが期待されている。
アルピーヌは、2025年シーズンからメルセデス製のサスペンションとギアボックスを採用する可能性についても協議を進めており、大筋の合意が得られた段階にある。
 さらに、アルピーヌF1チームの経営陣はコスト削減とスポーツパフォーマンスの向上を図っており、最近ではフラビオ・ブリアトーレがアドバイザーとして重要な役割を果たしている。
彼はメルセデスの経営陣との会談を行い、パートナーシップの構築に向けた議論を進めている。
一方、ルノーにとってF1エンジンの生産中止は数億ユーロのコスト削減につながるが、現在のルノーエンジンに関わるスタッフの今後については未定だ。