メルセデスはF1スペインGPに軽量フロアのアップグレードを導入したが、これは公式文書には記載されていない。
バルセロナはF1マシンのパフォーマンスを評価するのに最適な場所とされており、他のチームも多くのアップグレードを行っている。
フェラーリはこのアプローチを採用し、金曜日のFIAマシンプレゼンテーション文書に6つのアップグレードが記載されていたRBと同様に、マシンに7つの改訂を加えた。
しかし、メルセデスは文書にいかなるアップグレードも記載しておらず、メディアは金曜の記者会見でこの件についてチーム代表のトト・ヴォルフを追及することになった。
「今回のレースにはかなりの部品を持ち込んだが、目に見える部分はおそらくそうではなかった」とウォルフは語った。
「だから、その戦いでは、グランプリごとにパフォーマンスを追加する必要があると思う。
「たとえそれがあちこちでほんの数ミリ秒だったとしても、私たちは部品を持ってきました。」
メルセデスのトト・ヴォルフは、軽量フロアが形状やジオメトリが変わらないためリストに含まれていなかったと説明したが、この軽量化によってパフォーマンスが向上したと述べた。
メルセデスは最近のレースで好調を見せており、今後もアップグレードを続ける意向だ。