ヘルムート・マルコは、モナコGP後に新型コロナウイルスに感染していたことを明らかにし、現在の健康状態について「今は気分がいい」と述べた。

レッドブルのボスであるマルコは、地元の優勝候補シャルル・ルクレールがモナコで初勝利を収めた際、象徴的なF1サーキットに出席していた。

一方、現コンストラクターズチャンピオンのレッドブルは、セルジオ・ペレスが1周目のクラッシュでQ1敗退を喫し、厳しい週末を過ごした。
チームメイトのマックス・フェルスタッペンは予選6位に留まり、レースでも順位を上げることができなかった。

「話すことすらできなかった」と語ったマルコは、カナダGPでフェルスタッペンが巻き返し、モントリオールでキャリア60勝目を達成したことに興奮していたが、その準備段階で新型コロナウイルスに苦しんでいたことを認めた。

81歳のマルコはオーストリアのメディアOE24に対し、「モンテカルロの週末の後、私はかなり落ち込んでいました。新型コロナウイルスに感染していて、話すことさえできませんでした」と語っている。
元ル・マン24チャンピオンのマルコは、「今は気分がいい」と付け加えた。