フェラーリは、カナダGPでの不振を受けて、予定より早く新たなアップグレードを導入する可能性がある。
シャルル・ルクレールとカルロス・サインツは土曜のQ2で敗退し、ルクレールはエンジントラブルで、サインツは後半にスピンしてリタイアした。
レッドブルはその結果、コンストラクターズチャンピオンシップでリードを広げた。

フェラーリは、モナコでのパフォーマンスがカナダには持ち越されず、SF-24はペースを欠いていたため、アップグレードを前倒しで導入しようとしている。
当初はシルバーストンで予定されていたアップグレードを、スペインGPに間に合うように生産を加速している。

カタルーニャのサーキットは新しいパーツを試すのに適した試験場であり、フェラーリはバルセロナでアップグレードを導入することを目指している。
もし一台だけアップグレードが可能なら、ルクレールがサインツよりも優先される可能性がある。