マッティア・ビノットがF1に復帰する可能性があるという。
報道によると、彼は近い将来にアストンマーティンから復帰するかもしれない。

ビノットは1995年からフェラーリに在籍し、エンジン部門からスタートして2013年に部門長に昇進し、2016年にはチームの最高技術責任者(CTO)に就任した。
2019年にはマウリツィオ・アリバベーネ氏に代わってチーム代表となったが、2022年に辞任した。
辞任の理由は、戦略的決断の甘さと信頼性の問題により、好調なスタートを切ったもののタイトルのチャンスが台無しになったためだ。

『La Gazzetta dello Sport』によると、ビノットはイモラでのレース中にアストンマーティンのオーナー、ローレンス・ストロールと長時間話し合っているのが目撃された。
ストロールはビノットがシルバーストンに本拠を置くチームのチーム代表(現在はマイク・クラック)に就任することに「具体的な関心」を持っているという。

クラックのリーダーシップの下、アストンマーティンは成長し、昨シーズンはフェルナンド・アロンソが8回の表彰台を獲得した。
しかし、2024年のこれまでのところ、チームはコンストラクターズチャンピオンシップで44ポイントを獲得し、5位に位置している。