元アストンマーティンの戦略責任者バーニー・コリンズは、レッドブルの空力重視のコンセプトが、モナコでマックス・フェルスタッペンがでこぼこ路面に苦しんだ原因であると説明した。
フェルスタッペンは、モナコでのレッドブル RB20に満足しておらず、縁石に乗れないことから「サスペンションもダンパーもないゴーカート」のようだと感じていた。

コリンズはSky F1ポッドキャストで、レッドブルの哲学が空力を最優先し、メカニカルな共感を二の次にしていると述べた。
これは平らで滑らかな路面や高速コーナーでは効果的だが、でこぼこしたトラックやストリートトラックでは難しくなる。
カナダGPでは一時的な路面があり、改善の可能性があるが、モナコのような不安定な場所では苦戦すると予想されている。

フェルスタッペンは、モナコGPで6位に終わり、フェラーリのシャルル・ルクレールが母国での初勝利を飾った。
次のカナダGPでは、フェラーリとマクラーレンがレッドブルに挑戦する予定だ。
フェルスタッペンは過去の成功から、カナダGPでも勝利を狙っている。