シャルル・ルクレールは、モナコGP予選でオスカル・ピアストリを破って自身3度目のモンテカルロ・ポールポジションを獲得した。
予選はQ1とQ2で5位と4位と出遅れたが、Q3で圧倒的な速さを見せ、1分10秒270のタイムを記録してトップに立った。
これにより、オーストラリアのピアストリを0.154秒差で抑えることに成功した。

ルクレールはホームでのポールポジション獲得について「素晴らしい」と語り、予選ラップ後の感覚が特別であることを強調した。
しかし、過去2度のモナコGPでのポールポジションからの勝利に失敗した経験から、予選がすべてではないと慎重な姿勢を見せた。
「これまでの経験から、予選がすべてではないことはよくわかっている。すべてをまとめる必要がある」と述べ、勝利が目標であることを強調した。

一方、ピアストリは自身初のフロントロースタートを確保し、もっとクリーンなラップがあればポールポジションを獲得できたかもしれないと振り返った。
「チャールズの功績は素晴らしい。週末を通じて信じられないほど速かった」と彼は述べた。

カルロス・サインツは予選3位となり、ルクレールとの差を0.248秒に縮めたが、ポールポジションを争うには遅すぎたと語った。
ランド・ノリスはサインツから0.024秒遅れて4位に、ジョージ・ラッセルはさらに0.001秒遅れの5位に入った。
マックス・フェルスタッペンは6位に沈み、彼の車がモナコサーキットに合わなかったと嘆いた。

ルイス・ハミルトンは7位で予選を通過し、日本人ドライバーの角田裕毅を上回った。
アレックス・アルボンは9位で予選を通過したが、Q1でサインツの妨害をしたとしてセッション後に調査を受けた。
ピエール・ガスリーは10位でアルピーヌの今季初のQ3進出を果たした。
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