マックス・フェルスタッペンのバブルは、マイアミGPでの敗北とエミリア・ロマーニャGP週末の波乱含みのスタートを経て見事に崩壊した。
オランダ人選手は金曜日、自分のRB20マシンに不快感を感じているようで、3回もコースアウトしてグラベルに落ちた。

フェルスタッペンはFP1で5位、FP2で7位しか記録できず、シャルル・ルクレールのフェラーリが両練習セッションを独占していた。
一方で、フェルスタッペンとレッドブルにはグランプリに向けてマシンを調整するチャンスがあったが、金曜日には普段は横柄なフェルスタッペンの珍しい一面が見られた。

フェルスタッペンは「困難な日」を嘆き、特にソフトタイヤでの車のバランスに不満を抱いていた。
チーム無線で「何もかもがとても難しい。今回は突然、フロントがかなりグリップしてきた」と嘆いた。
FP2後には、特にロングランのペースに苦しんでいたことを明らかにし、「今日は間違いなく快適ではないので、改善すべき点がいくつかある」とF1 TVに語った。

なぜレッドブルが苦戦しているのかについて、フェルスタッペンは特にターン11と12で苦戦し、アクエ・ミネラリではブレーキを踏んだときに車が底をつき、コーナーでのグリップ不足を訴えた。
ターンインではフロントのグリップが足りなかったことも明らかにした。