日本の供託金は高すぎる(例えば衆院選(小選挙区)で300万円)との意見がある。
昔、政権放送で、自己紹介と称して自分が経営する会社の製品の宣伝に9割以上の時間を使った候補者がいた。これだけでなく、選挙ポスターを貼る場所の確保や選挙公報紙の問題など、泡沫候補は税金の無駄遣いである。このような、泡沫候補を防ぐために 現在の水準は保つべきだと私は考える。

オーストラリア(上院)の供託金は、1,000オーストラリアドル(およそ90,000円)らしい。
そして、500オーストラリアドル(邦貨でおよそ45,000円)を払い、党員500名の署名を集めれば政党として登録できる。
さらに、死に票が少ない単記委譲式選挙である。
以上のことから、
(1)2013年9月7日の上院選では、全76議席のうち40議席が改選されるが
  54政党が名乗りを上げている。
(2)一選挙区に通常30~70人くらい、選挙区によっては100人以上が立候補することもある
つまり大変な事になっているし、選ぶ事さえ難しい状況だと思う。
このように選ぶ事さえ難しい事態を防ぐためにも供託金は必要である。

お金のない候補者は、支援者を1人1万円で300人集め、供託金が没収されなかった場合に手数料を差し引いて返す仕組みを作れば良いと考える。そして、供託金を引き上げるべきだ。
もし、この方法が法律に触れるのであれば法律を改正すべきと思う。