2013年4月30日付けの読売新聞の
民主党所属 長島明久衆議院議員へのインタビューで、
「民主党が憲法という重要な課題でコンセンサス(合意)を
作れないようでは』仕方ないとおしかりを受けるかもしれません。
[略]
党内でも~議論をしたうえでどうしおうもなければ党拘束を
外し、政治家の良心に従って発議の投票をするのも一つのアイデアです」
とあった。
前日(4/29)に、私がこのブログに書いたのと同じ意見で
非常に評価できる。

一方、同じ記事で民主党所属の江田五月参議院議員のインタビュー
 「改正手続きを問題にする前に、憲法の何を替えるのかと中身の
 議論をしなければいけない。東京駅へ行って、
 『さあ、切符、切符。早く買わないとなくなりますよ。さあ買いなさい』
 といわれたって、大阪にいくのか、仙台に行くのかを決めずに
 買うわけにはいかないでしょう」
というたとえは間違っている。

そもそも、買う手続きがややっこしくて買えないから、それを正そうというのであり、
どこに行くか(つまり、何を改定するか)は問題ではない。
江田氏の話を聞いていると、改正内容を決めないと改正手続の変更ができない。
つまりセットでしか議論できないと言っているように思える。
1つの所を改定した後、別な部分を改正するにはまた改正手続き議論をするという
ことをいっているのか。非常にばかげている。

むしろ、成田国際空港で渡航先や目的によって危険度が違うので、
同じ手続きで出国を認めるのは問題である。だから、装備や必要性を考慮し
審査基準を異なるものにしようというのなら理解はできる。
その意味では、公明党のように内容によって改正方法を変えるのも
一つの解決策であろう。

しかし、私は日本の教育水準なら一律の手順で良いと考える。