憲法改正賛成派と反対派で民主党内が分かれており、党として一致できるのかそれとも、これが契機となって党が分裂するのかが話題になっている。
憲法という基本部分で政党としての統一方針が出ないのは、党の沽券に係わると考えるのは当然だとは思う。しかし、民主党が憲法改正の賛否を基本に集まったのでなければ自由投票にするべきである。

改正臓器移植法の時は党拘束をしない政党もいて嬉しかった。
しかし、投票後の議員へのインタビューの答えを聞いて
「なんとポリシーの無い国会議員がいるんだ。即刻、議員を辞職しろ。」
と感じた議員がいたのも確かである。
こんな議員がいるから、党拘束をしなければならないのかももしれません。

しかし、国会議員は党拘束があろうとなかろうと、しっかり自分の意見が持てるよう勉強し審議し賛否を投票すべきであり、それが国民から託された議員の責務である。

つまり私が言いたいのは次の2点である。
(1)党内の意見合意ができないなら、勇気をもって自由投票にすべきである
(2)議員はそれぞれの法案について十分勉強したりブレインを抱えて投票に臨む必要がある。